【大成パルコン建築記】Part 42 引渡し(副題:エアコン施主支給は要注意!)

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不動産一般

 

 

ついにこの日が来ました。

 

引渡しです。

 

 

毎回ご好評を頂いた?【大成パルコン建築記】も今回でいよいよ最終回です^^

 

 

 

毎回とっとの記事を楽しみにして下さっていた読者の皆さん、これまでありがとうございました。

 

 

 

でも、安心して下さい!

 

建築記が最終回というだけなので、

今後は住んでみてからの感想、採用して良かったもの、後悔ポイントとかを記事にしていこうかなと思います^^

パルコンの住み心地とか色々、赤裸々に公開していきますからね!^^

 

 

 

はい、ということで今回のテーマ、引渡しについてですが、

 

一応、引渡しでは玄関の鍵を工事用の鍵から施主用の鍵に切り替えたり、

 

空調システム:タルカスのフィルターの掃除方法を教えてもらったり、


(※注 フィルター部分に突っ込んでいるのはクリームパンではなく嫁の手です。)

 

 

クリナップの担当者が来てキッチンの使い方を教わったりします。

 

 

 

あとは施主検査のときの指摘事項を確認したり、構造計算書などの資料を貰ったり、そんな感じですね。

 

 

室内の様子についても前回の施主検査時とほとんど変わっていないので、そうですね、今回は床や壁紙の仕様を公開しておきましょうか^^

 

今回は嫁がYouTube動画に興味を示してくれたのでナレーターをやってもらいました。

 

しかし、夫婦で新築系のYouTubeってよく見ますよね。しかも皆さん編集とかかなり凝っててスゴいなと思います。

もちろんとっとは動画編集とかできないので、引き続き、効果音やテロップ無しの無修正動画をお届けしていくつもりですが 爆

 

 

 

はい、ということで引渡しについてはこれくらいしか書くことは無いんですが、

 

早速、後悔ポイントというか、

エアコンを設置したときに結構要注意ポイントだなぁと思ったことがあったので、今回はそのことについて公開しておこうと思います。

 

 

エアコン施主支給は要注意

どういう話かというと、

エアコンとかも設計の段階で図面に落としているので、設計士さんがちゃんと構造とか仕組みを理解した上で設計しているものと思っていたんですが、これが何気にエアコン業者泣かせの設計だったんですよね。

 

で、これって、

エアコンを施主支給する計画にしておくと、引渡し後にエアコン業者さんに来てもらってから不都合な真実に気付くことになるので、これから建てるお施主さんのためにも要注意ポイントをお伝えしておいた方がいいかなと思ったんです。

ハウスメーカーで設置する計画にしている場合は、業者もそれなりにお金を貰っているだろうし、普段から大成建設ハウジングの施工を任されているので特別仕様でやってくれるんだと思うんですけど、施主支給で街の電気屋さんで購入したエアコンを設置する場合はそう簡単にはいきませんからね!

 

それでは具体的にどの辺が問題だったのかをご紹介していきますね。

 

エアコンスリーブが真ん中で計画されていた問題

 

↓これ、どの辺が問題か分かります??

 

図面では↓こうなっているんですが、

 

エアコンのスリーブ位置は通常左右のどちらかしか無いんだそうです(これは当日、エアコン業者から聞かされました)。

エアコンの後ろ側のプレートは真ん中が空いている構造になっていますが、これはスリーブ用に空いているわけではないんだそう。

真ん中はエアコン本体に付いている配管と室外機に繋ぐ配管のジョイントになる部分なので真ん中にスリーブの穴は開けられないとはっきり言われてしまいました。

 

 

それでも、このエアコン業者さんは知り合いの社長さんから紹介してもらった業者さんだったので文句も言わずに「ヘーベルさんだと構造的にスリーブ位置が限定されちゃうんですよね。よくあることですよ」と言ってサービスで上手いことやってくれたから良かったですけど、
電気屋とか引っ越し屋から仲介で来たエアコン業者とかだったら追加料金でいくら持ってかれるか分かったもんじゃないですからね・・・。

(ちなみに我が家はヘーベルではありませんと何度か訂正しましたがエアコン業者さんにとってはどちら同じ括りらしいです笑)

 

仕上がりが↓これです。

 

右側は配管スペースのために下がり天井になっているのでギリギリのところで何とか上手く付けて頂きました。

結局、左右のスリーブでは設置できないのでプレートの左から4分の3くらいのところに穴を開けてもらってます。

 

ショートサーキットしてしまうやん問題

 

続いては和室のエアコン位置です。

(これも詳しい人なら当たり前なんでしょうけど、とっとのような一般消費者が間取りを見ただけでは見抜けないと思います。)

 

こちらの和室に関しては、

「ショートサーキットを起こしちゃうからこんな位置に取り付けちゃダメですよ」とはっきり言われました。

ショートサーキットとは、エアコンから吹き出した風が障害物に跳ね返りすぐに吸い込み口へ戻ってしまうためエアコンが効かなくなってしまう現象。

 

 

おかげ様で、仕上がりは↓これです。

せっかくの新築、エアコン位置まで計画して作ったのに↓こんなに配線が見えてしまっているってどう思います?

 

しかも↑こちらのエアコンは「うるるとさらら」という機種なので、通常のエアコンよりもかなり前に出っ張ってますし、重さも20キロくらいあるのでベース下地入ってないと結構キツいらしいんですが、

和室に関してはベース下地も入れ忘れていたらしく、石膏ボード用の柱とボードアンカーを使って止めて貰いましたが、

せっかく新築でエアコン取り付け位置や設置機種まで伝えていたのにこれはちょっとあり得ないですよね…。

 

 

本来なら「やり直してくれ!」って言っても良いくらいなんでしょうけど、みなさんどう思います??

 

こちらも良いエアコン業者さんだったからサービスでやってくれましたけど、電気屋から来た業者だったらどうなっていたことか・・・。

 

エアコンとコンセントが近すぎてアース出来ない問題

 

続いてはこちら。

エアコン位置とコンセント位置が干渉しているのに適度なスキマが無いんです。

エアコン業者さんからは「小さいドライバーも入らないのでアース出来ません」と言われちゃいました。

 

今回は大成側が外アースのみ別途工事することで折り合いを付けましたが、施主としてみればエアコン買い替えの際に常にエアコンの大きさや上部のスキマを意識しなければならないし、次回以降はアースだって施主負担になるわけですから抜本的な解決策ではないですよね。

 

本来であればスイッチの位置を直してほしかったです。

 

大成側の言い分としては「大成建設ハウジングが使用している工事業者なら工事出来る」と言ってましたがそれは理由になりませんよね。

だってエアコンを買い替えるときは街の電気屋さんに行くでしょ?

そのときに来てくれたエアコン業者さんが無理と言ったら無理なわけですからね。

 

今後パルコンで建築される施主さんのためにも、今回の件を大成社内でしっかり把握検討して頂き、施主フレンドリーな設計をするように徹底してもらいたいものですね。

 

↑こちらのエアコンも上部のスキマは結構ギリギリですが、たまたま私が選んだエアコンが200Vだったのでコンセント自体にアースが付いていて何とかなりました。

 

ちなみに、このエアコンに関しては電気屋さんで新品を購入していたので電気屋から来たエアコン業者だったのですが、やれアレは出来ない、コレは出来ないと言って追加料金の話ばかりでした・・・。

知り合いの紹介してくれたエアコン業者さんだったら文句も言わずにサービスで外アースもやってくれたんでしょうけど、フツーはそうはいきませんからね。

 

 

以上、今回はちょっと厳しいお話しになっちゃいましたが、

これもパルコン愛があるから言ってるんですよ!笑

 

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