大成パルコンの修繕費用が高い理由とその対策

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不動産一般

 

 

パルコンの修繕費ってかなり高いらしいですね。
(どこのハウスメーカーで建ててもそうですが・・・)

 

 

営業マンに確認したところ、現状、築30年程度の40~50坪(2階建て)の同程度の大きさの物件で、屋上防水工事と外壁塗り替え工事で凡そ400万円くらいが相場だと言っておりました。

 

 

私の契約時及び変更契約に係る見積もり金額の内訳を見る限り、

  • ウレタン塗膜防水が70万円
  • 断熱ブロックが80万円
  • 外壁吹付塗装40万円(打ち放し仕上げの場合は80万円)
  • モルタル打ち直し40万円

となっているので、

 

その他、人件費と大成建設ハウジング取り分を勘案すると、実際のところも大体そんなもんかなと思います。

“大成建設ハウジング取り分”と書きましたがこれは費用総額に対して更に10%上乗せで掛かる費用項目なので、そもそもの内訳自体の金額でも大成建設ハウジングの利鞘がかなりオンされています。
これに関しては実勢相場がどの程度なのか以前の記事で調べて書いてあるので、気になる方は以下の記事を参考にしてみて下さい^^
パルコンの屋根工法(屋上防水、水勾配、断熱仕様等)について ①
パルコンの屋根工法(屋上防水、水勾配、断熱仕様等)について ②
パルコンの屋根工法(屋上防水、水勾配、断熱仕様等)について ③

 

 

 

上記ご紹介した記事を読んで頂くと分かって頂けると思うんですが、

結局のところ、屋根工法がパルコン特別仕様だから修繕費用が高く付いちゃうんです。

 

 

 

在来工法のRC造ならば、内断熱にするか、外断熱の場合はスタイロフォームを敷設した上に高耐久アスファルト防水やシート防水を掛けてあるとかが普通なので、

大成建設ハウジング以外の業者に依頼しても、おそらく断熱ブロックを嫌がってやってくれないか、大成建設ハウジングとあまり変わらない見積もりになっちゃうと思います。

 

 

断熱ブロックさえ無ければ在来工法とあまり変わらないので、ウレタン塗膜防水をやり直すにしても、シート防水に切り替えるにしてもいくらでも方法はあるので、相見積もりを取って安い業者でやっちゃえば良いんですけどね・・・。

 

 

これに関しては、ハウスメーカー各社が同じように修繕を他社でやりにくいように特殊な工法を組み込んで囲い込み戦略を取っているので致し方ないのですが、

 

パルコンの場合は上記記事で述べているように、お願いすれば内断熱工法に切り替えることができるので、

一旦、内断熱工法でやっておいて、修繕時期が来たらシート防水にしてしまえば良いんです。

なんなら、夏の2階が暑いとかなら、この時にスタイロフォームを陸屋根に更に敷設して外断熱にしちゃえば良いんです。

 

兎に角、断熱ブロックさえ無ければ在来PC造と何ら変わらないんですから。

 

保証期間を過ぎたら他業者でやっても一緒ですし、他業者だって10年保証付いてますからね^^

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