【ヘーベルハウス】軽量鉄骨よりも重量鉄骨の方が良い10の理由

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不動産一般

 

 

 

今回はパルコンの話を封印して、へーベルハウスについて記事を書こうと思います^^

(なぜならパルコンの記事よりもへーベルの記事の方が読んで貰えるからw)

 

 

 

 

テーマは「ヘーベルハウス、軽量鉄骨よりも重量鉄骨の方が良い10の理由」です^^

 

 

↑まぁ、ヘーベルハウスに限らず、軽量鉄骨造が良いか、重量鉄骨造が良いか、みたいな話ってあると思うんですが、

皆さんはどちらが良いかご存知ですか?

 

 

 

初めて住宅展示場を回り始めた人とかだと、

軽量鉄骨造と重量鉄骨造って「開口部などのスパンが長く取れるかどうかくらいの差しかなくて、丈夫さは一緒」みたいな説明を受けて、それを真に受けちゃうと思うんですよね。

 

 

 

というのも、

 

私もへーベルハウスを回っていたときに営業に言われましたし、

 

ネットとかで調べてみても、

 

「軽量鉄骨と重量鉄骨の耐震性や丈夫さは一緒です」

 

みたいな説明をされるんですが、これは真っ赤なウソです。

(要するに、軽量鉄骨造を販売している業者のポジショントークですね^^汗 )

 

 

 

今回は重量鉄骨の方が丈夫で強い7つの理由と、別の切り口から重量鉄骨の方が良い3つの理由を述べて行こうと思います^^

 

 

ピン接合と剛接合

 

以前、どこかの記事でも話したことがあるかと思いますが、

ヘーベルの重量鉄骨造はいわゆるラーメン構造なので、本来、制振装置サイレスは不要です。なので、耐震等級3とかを指定して構造計算してもらうときもサイレス抜きで構造計算しています。

 

一方、軽量鉄骨造はそもそもピン接合といって、筋交いが無ければ成り立たない構造ですから、

こと、ヘーベルハウスに関して言えば、重量鉄骨造の方がサイレス分が余力と言えますので、耐震性は重量鉄骨造の方が上だと言えますね^^

 

 

極低降伏点鋼とオイルダンパー

 

軽量鉄骨造はピン接合なので地震に耐えるためにはブレースと言われる筋交いが必要です。

ヘーベルハウスの軽量鉄骨造に使用されている極低降伏点鋼は、どの程度の地震と言っていたかは忘れてしまいましたが、100回しか耐えられないと説明されていました。

(もちろんヘーベルハウスの担当者は100回もの試験に耐えました!みたいな説明をしていましたが、私には100回しか耐えられないのかい!とツッコミを入れたくなる説明だったのでよく覚えています ^^汗)

 

一方、サイレスはオイルダンパーなのでその辺の心配は無いでしょう。耐久年数も60年持つって言っていましたし。

 

いずれも地震エネルギーを熱エネルギーに変換して減衰させる仕組みですが、極低降伏点鋼の場合は鋼自体が熱を帯びることで減衰させる仕組みなので100回しか耐えられないってことですから、

そりゃあ、オイルダンパーの方が良いですよね^^

 

 

層間変形

 

いわゆる揺れですね。

 

鉄骨造の層間変形角は軽量鉄骨造も重量鉄骨造も1/200で一緒ですが、

不動産投資関連の設計士さんに聞いたことがあるのですが、実際には軽量鉄骨造の方が揺れやすいらしいのです。

これは実際に比較した実数値は無いのですが、先程の接合の観点からも軽量鉄骨造の方が揺れ易い構造だというのは想像し易いと思います。

 

(たしか大手ハウスメーカーとかの型式認定だと層間変形角を1/150にできる設定があるとかなんとかって話だったと思いますが、「そもそも層間変形角の設定が違うじゃん!」みたいなオチもあるかもしれません。)

↑ これに関してはヘーベルハウスで検討していた時に聞かなかったので真相は分かりませんし、へーベルハウスがそうだと言っているわけでもありません。気になる方は聞いてみて下さい。)

 

 

いずれにしても、

この揺れ(層間変形角)が大きければ大きいほど、内装材の破れなどの影響も大きいということです。

 

ちなみに私の姉の家がへーベルハウスの軽量鉄骨造なのですが、部屋の壁紙が大きく破れている個所があります。
ただ、これが重量鉄骨造だったら破れなかったのかは比較できないので分かりませんが、この家に関して言えば、東日本大震災級の地震などは経験していないので、軽量鉄骨造がどれだけ揺れやすいかということはご理解して頂けると思います。

 

 

法定耐用年数

 

この切り口に関しては良く目にすると思いますが、事実としてある話なのでしておきます。

 

鉄骨造の法定耐用年数というのは鉄骨の厚みに応じて、

  • 軽量鉄骨造ならば 27年
  • 重量鉄骨造ならば 35年

と決まっています。
(一部軽量鉄骨造では更に肉厚が薄いものに関して19年という場合もありますが、普通のハウスメーカーで建てれば大体27年のはずです。)

 

 

私はこれに関してよく疑問に感じることがあるのですが、

 

冷静に考えて、大抵の人が住宅ローンを35年で組むと思うんですが、そもそも27年で法定耐用年数切れになる物を35年のローンを組んで買うってどうなんですかね?

 

確かに住宅メーカーの努力で実際の耐久年数はもっと長いのかも知れませんが、それは重量鉄骨造や、それこそ鉄筋コンクリート造ならもっと長いわけじゃないですか。

 

せめて住宅ローンの借入年数と耐用年数は合わせたいので、私は重量鉄骨造の方が良いと思います。

 

そういえば全然関係ない話ですが、
あまりに勧誘のおばちゃんがしつこかったのでセキスイハイムの展示場にふらっと立ち寄ったのですが、私もめんどくさかったので「耐用年数から考えてRC造が良いので」と断ったんですが、若手営業マンが「ウチは耐用年数は60年です!」とか平気で言ってきました。
昨今、無勉強な社会人が増えていますが、そんなこと言って営業してたら誤認勧誘で訴えられるぞw

 

 

基礎強度

 

これも当たり前と言えば当たり前ですが、強度という意味では同じ24Nのコンクリートを使うという点は一緒ですが、

重量鉄骨の方が重いため、基礎の鉄筋量やかぶり厚などは重量鉄骨造の方が強く造られます。

 

また、もう一つ大事な点として、基礎と上物の接合部の強度が違います。

重量鉄骨造の方が重いので地震に耐えるためにはより強固なアンカーや接合部にする必要があるので軽量鉄骨造の場合よりも基礎と上物の接合部が強い仕組みになっています。

これに関しては、へーベルハウスの担当者も認めていました。

 

また、耐震性は一緒でも重量が重い方が耐風という面では有利ですしね。

 

 

座屈

 

鉄は引張には強いですが、曲げには弱いです。

 

針金を引っ張っても千切るのは難しいですが、曲げるのは簡単ですよね。

 

 

先程、軽量鉄骨はピン接合だという話をしましたが、

ようするに縦方向の力しか見ていなくて、横方向の力に対しては筋交いの引張応力で対応しています。

 

なので、例えばロードサイドのヘーベルハウスなどで軽量鉄骨造だと車が衝突しただけで簡単に半壊程度まで壊れてしまいます。実際にトラックが突っ込んだ軽量鉄骨造のヘーベルハウスを見たことがありますが、1F部分の半分が無くなってました。

ALC版は発泡スチロールや軽石みたいなイメージですからね。勿論のこと、衝突を和らげる効果なんかは全く期待できません。

 

 

一方、重量鉄骨造の場合は剛接合なので、横方向の力も見ているので、そういう面では軽量鉄骨造よりもはるかに強いです。

 

どちらにしても車がぶつかったら建て替えを余儀なくされますが、重量鉄骨造のほうが生命として生き残る可能性は高いと思われますw

 

 

そもそも耐震等級3の計算方法が違う

 

へーベルハウスではどちらの構造を選択した場合でも耐震等級3を指定して設計をお願いすることができます。

しかし、一般的にあまり知られていませんが、同じ耐震等級でもそもそも構造計算の仕方が違うのってご存知でしたか?

 

軽量鉄骨造の場合は基本的には木造の場合と一緒で、筋交いの量を増やしてあげれば耐震等級3と言えちゃうんですが、

重量鉄骨造の場合は保有水平耐力や限界耐力計算をしてルート3の構造計算適合判定をしなくちゃいけないので、そもそも構造計算の仕方が異なります。

 

ここから先は専門的過ぎちゃうので割愛します^^汗

後程ご説明しますが、プレハブ工法の大量販売の仕組みに乗せるために構造計算のルールが作られちゃっているので、そういう面も考慮すれば重量鉄骨造で建てた方が私は安心できますね^^

 

 

 

さて、ここまでは主に丈夫さという切り口でお話ししましたが、ここから先はそれ以外の切り口で重量鉄骨造の方が良い理由を述べて行きたいと思います^^

 

断熱計画

 

これもイメージし易いと思いますが、

軽量鉄骨造だと何本も柱が経つことになるので、断熱材の施工も複雑になりますし、それだけ隙間が多くなりやすいです。

同様にヒートブリッジ対策も複雑になりますね。

 

重量鉄骨造の方が柱の本数が少ないので、その分断熱材の施工はし易いと思います。

 

いわゆる断熱性の数値という観点でいけば、

Ua値は計算上イコールに出来ても、C値は重量鉄骨造の方が良くなるんじゃないかなと思います。

 

とはいえ、床断熱で連続気泡のALC版を施工するわけなのでC値はあまり期待出来ないですけどね・・・。

 

 

大開口、大空間

 

当たり前ですが、重量鉄骨造の場合は筋交いが無いので開口部が大きく取りやすいですし、スパンが取れるので大空間にしやすいです。

なので間取りの自由度は重量鉄骨造の方が高いです。

あとはリフォームがしやすいなども言えますね。

 

言わずもがな、これについては皆さんご存知でしょうから多くは語りません^^

 

 

セカンダリーマーケットでの価値

 

これは通常、あまり意識されることは少ないかも知れませんが、

こと、投資という観点から考えるとやはり耐用年数が少ない軽量鉄骨造は敬遠され易い構造かと思います。

 

 

例えば築15年経ってから売却しようとした場合、軽量鉄骨造だと耐用年数が12年(27年-15年)しか残っていないので、買い手の投資家が銀行からお金を借りられる期間は10数年しかありませんが、

重量鉄骨造であれば耐用年数が20年(35年-15年)も残っているので、投資家が銀行から借りられる期間は20数年となります。

 

 

通常、お家を売るときは積算方式か取引事例比較方式で価格が決まりますが、例えば賃貸に出した状態で売ったりすれば収益還元方式の価格で売却したりも出来る可能性がありますからね。

 

 

あと、不動産登記簿謄本には「重量鉄骨造」/「軽量鉄骨造」とは書かれません。

重量鉄骨造の場合は「鉄骨造」。軽量鉄骨造の場合は「軽量鉄骨造」と書かれます。

 

要するに建築の世界では重量鉄骨造が当たり前ってことです^^

 

 

↑この理由知ってますか?

 

そもそも軽量鉄骨造というのは、元々、高度経済成長期に個人消費者向けに工場生産&型式認定で大量販売するために開発されたプレハブ工法だからです。

だから構造計算の仕方も簡便な方法で良いようになっているんですよ!

 

今や大手ハウスメーカーは重量鉄骨造でもプレハブでやっていますが、それだってギリギリ6㎜を超えているだけのなんちゃって重量鉄骨造というのがこの業界の常識です。

 

 

一応、今回の記事はヘーベルハウスに限って話をしているので敢えて詳しくは書きませんが、型式適合認定の裏側について以下の記事で詳しく述べているので参考にしたい方はどうぞ^^

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