へーベルとパルコンの地盤改良(杭)の比較

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不動産一般

 

今回はへーベルとパルコンの地盤改良、いわゆる地中杭の種類の違いについて公開していこうと思います^^

 

 

そもそも建築の工法も異なりますし、専門家でもない私が単純に比較するということは出来ませんが、両社で間取りを作ってもらった経験から、杭の種類や本数の違いについて説明することが出来ます^^

 

 

へーベルの地盤改良は杭工法で鋼管杭という杭を打ち込んで支持する工法になります。

我が家を建築予定の敷地をスウェーデン式サウンディング試験した結果、当方敷地は3メートルくらいまではあっさり進んでいき、5メートルくらいから支持が強くなって、13メートルくらいで固い支持層に到達しました。

固い支持層が13メートルの深さにあったので、へーベルでは長さ(深さ)13メートル、直径20cm程度の杭を打ち込む形で設計していました。

 

 

一方、パルコンは柱状改良といって、直径約10cm程度の鋼管を中心に挿入して周りをセメントミルクと土を混合した直径40cmの柱状に改良して支持する工法になります。

こちらも別途スウェーデン式サウンディング試験を実施し、確かに同じような結果が出たのですが、長さ(深さ)6~7メートルの柱状改良となりました。

 

 

えっ、パルコンの方が圧倒的に重いのに固い支持層まで到達しなくていいの?!ってなりますよね。

 

 

へーベルとの地盤改良の違いについてパルコンの担当者に確認したところ下記のような回答がありました。

へーベルは布基礎なので本数がどうしても少なくなりがち。だから長く掘って固い支持層まで到達させているのではないか。

一方、パルコンは今回検討中の間取り50坪で51本の柱が入るので、深さ7メートルでも十分な計算になっています。ちなみに今回の柱状改良における設計重量制限は5.0トンになります。

一応、ヘーベルさんの場合も計算上は柱状改良で十分なレベルだと思いますが、どんな建物でも必ず鋼管杭改良にしているのでその点は良いと思いますよ。

 

確かに、へーベルは53坪の見積もりで10数本って言っていたので、パルコンの方が圧倒的に本数は多いですね。

 

しかも、パルコンの改良は250万円くらいの見積もりでしたが、へーベルの改良は500万円超えでしたorz

 

 

工法も違いますしどっちが良いのか判断が付きませんが、確り構造計算されているんでしょうし、コスパ的にもパルコンの方が良いような気がします。。

 

(一応調べてみましたが、柱状改良の場合は後で売るときに処分費用が高額になるので困るのと、鋼管杭と異なって液状化などへの抵抗力が無いというのが問題点のようです。後々まで考えて決めた方が良さそうですね。)

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