最近は、不動産投資セミナーだけでなく、不動産塾とか大家会などというものも乱立してるらしいですね。
そしてキラキラ大家だの、共食い大家だの、色んな怖いワードが生まれているようです。
確かに初心者を食い物しようとする悪い人間はいます。
しかし、不動産投資に興味があるのに、そのせいで不動産投資に踏み出せないというのは勿体ないですよね。
今回は、「不動産投資セミナー = 悪」という発想に囚われて、二の足を踏んでしまっている人の為に記事を書きます。
不動産投資セミナー = 悪【その低次元な発想から脱却しましょう】
ネットで調べていると、不動産投資セミナーに参加して騙されたという記事があると、必ず
「相手が儲けるためのもの。騙されに行くようなものだ。」
という論調のコメントを見ます。
ちなみにこういうコメントを書く批評家さんはだいたい「名前無しさん」が多いです。
表面的には正しい風刺のように感じますが、所詮、現実を否定するだけで、行動に移せない人でしょう。
不動産投資セミナーが必ずしも悪ではない理由
だったらなぜ不動産投資で成功する人がいるのでしょうか?
私の取引先の不動産投資業者の社長さんだって、始めは本を読み漁り、不動産投資セミナーに通いまくりました。もちろん私だってそうです。
簡単な話ですが、実利が無ければセミナーを開いたって誰も来ませんからね。
知らなかったことを知れたり、更に調べてみようと思えるネタ=実利があれば、そこに価値が生まれるのです。
逆説的に言えば、価値がある(悪ではない)から不動産投資セミナーが廃れないわけで、価値が無かったら(悪だったら)そのうち誰も行かなくなるわけです。
でも、中にはまともな業者もいますから、そういう業者を自分の足で勉強しながら探していくわけです。
最初はみんな初心者ですからね。
不動産投資セミナーを「キャッチアップするための仕組み」だと思って利用しましょう。
業者に騙される人の特徴(騙す方が悪い?否、騙されるバカが悪い!)
セミナーに対する批評という低次元な発想を飛び越えて考えましょう。
確かにここ十数年のトレンドを考えると、不動産投資の垣根が低くなり、主婦でもエントリーできるようになったおかげw?で不動産投資への過熱感が急激に高まったせいか、昔よりも質の悪い嵌め込み業者が増えたように思います。
とは言え、私がエントリーした頃だって、勿論、その前からだって、悪徳業者はいました。
結局、今も昔も「騙されないように不動産投資リテラシーを高めましょう」。
これしかないと思います。
騙される人の特徴は、
- 楽して儲けたい人(=自分で判断すべきことでも、自称プロの他人に任せてしまう人という意味で考えて下さい。)
- まだやろうと思い始めたばかりの初心者、知識不足な人
- 他人の頼みを断れない人
こういう人が悪徳業者にとって良いカモです。一言で言えば自分で判断できない人です。
なにも不動産投資に限りません。
マイホーム、車、携帯電話、なんだって当てはまります。
携帯電話や車はコスパなんてあまり考えませんよね。金額が小さいし。マイホームは自分の為の消費だからオプション盛り盛りでもあまり気にしないかも知れません。
自称プロのセールスマンのトークに乗せられて買ってしまってませんか?
車や携帯電話なんて必要な物だし、そこまで高い買い物じゃないから構わない?
↑それでも良いと思います。
本当に高いもの(=マイホームや投資用不動産)を買うときにしっかり判断できるなら構いません。他人任せが板に付いている人が急に自分で判断できるなら。。
✔例えば、NHKの放送料(受信料)が良い例です。
NHKを見ている人は当然に受信料を払うべきですが、
見ていない人には、
- みんな払ってるから払って当たり前
- 払いたくないけど裁判とか嫌だから払ってる
- 見てないのに払うのはバカバカしいから払わない
の3タイプがいると思います。
不動産投資で騙される人の特徴について当てはめてみましょう。
まず、【3】のタイプの人は騙されません。こういう人は、払わなかった場合のペナルティーや可能性について検討している人ですからね。自分で判断できるので大丈夫だと思います。
【1.】の人も騙されません。こういう人はおそらく不動産投資をしようなんて考えないタイプなので大丈夫だと思います。不動産投資をする人はやはり多少の山っ気がある人ですからね。
実は【2.】の人が危険です。
「払いたくはない」わけなので山っ気はあるのですが、払わない為に調べる努力はしないわけです。
と言っても、【2.】を選ぶ人でも法律で決まってるなら仕方ない(=そこまで関心が無い)という【1.】寄りの人もいますから絶対ではないです。そもそも、こんな統計を調べられるわけでは無いので、完全に私の妄想ですw 調べたら相関高そうですけどねw
ただのアンチNHKコメントになってしまいましたがw、要するに言いたかったことは、騙されるかどうかは本人次第!ということです。
値段が安いから気にならないでしょうが、見てもいないNHKの受信料を何の疑問も持たずに払うのはバカらしいですよね。
(私も勉強が足りずに受信料を払いそうになったことがあったので、ちょっと強い口調になってしまいましたw)
低次元な発想から脱却して本当に必要な行動を取りましょう!
騙すとか、騙されるとか、そういう次元の話はサクッと飛び越えて、どんどん突っ込んでいって勉強できる人になりましょう。
例えば私は就職活動の際、メガバンクのセミナーは一切行きませんでしたが、直接面接官に「セミナー行ってないので、面接しながら御社のことを知ろうと思ってます」とか平気で言ってました。その方が目立つし、面白いヤツが来たなってなりますからね。
不動産投資だって、投資セミナーに参加する前に、最初から不動産業者に電話してアポを取って直接面談するところからスタートしました。
相手に選んで貰おうなんて考えるからツマらない人間に見られるしナメられるんです。
自分からどんどんコミュニケーションを取っていけば色んな情報が入ってきます。
そして、違うなと思ったら、シビアに断っちゃいましょう。だって、違うものは違うんですから。
判断軸は自分の勘と価値観で良いんです。ちなみに勘は90%当たるらしいです(たしかメンタリストのDaigoさんの本に書いてあったような)。
業者なんて五万とあります。
セミナーに行ってみて、悪徳業者のセミナーだと思ったら、セミナー終了後にお誘いをサクッと断って帰って、家でその業者の悪かった点を挙げて仮想の第三者に説明できるようにしてみてください。
それがあなたの不動産投資リテラシーの知層になっていきます。
ね? セミナー=悪、という発想は馬鹿げてるでしょ?
何事も考え方次第。自分で判断できるかどうかです。
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