先日の記事で我が家の外構工事の金額と内訳についてご紹介させて頂きましたが、今回は我が家が安くて安心して工事を任せられる外構業者を見つけられた方法についてお話しさせて頂こうと思います^^
せっかくなので、我が家が実際にどんな流れで外構業者を選んでいったかというのを段階を追って説明していきましょうかね。
これから外構業者を探すっていう人は是非参考にしてみて下さい^^
予算決め
外構工事ってすごく高いですよね。しかも提示された見積もり金額が適正なのかの判断も難しいし。
私も最初に外構工事の見積りを取ったときはビックリしました^^ その時提示された見積もり金額はなんと1,500万円!!
クローズドの外構計画で塀も全て作り直し、フェンスも木目調のフェンスなどとにかく豪華な計画でしたが、さすがに外構にそんなに出せません^^汗
ってことでまずは予算を決めないことには↑このような現実離れした見積りしか出てこなくなっちゃうので、まずは予算を決めないとですね。
と言っても元々新築の計画を始めたときに我が家では既存家屋の解体と外構を合わせて1,000万円で計画していたので、解体が全部で400万円だったので引き算で外構は600万円という予算になりました。
これもよく言われていますが外構工事の金額はおウチの1割説とか、大体●坪で●万円とか外構業者のホームページを見に行くと書いてあったりしますからね。そういうのを参考にザックリ決めました^^
業者選び
で、
予算は600万円でお願いします!なんて最初から言ってしまうと足元見られて絶対に600万円で収まるわけないのでw 我が家では400万円が予算ということで何社か見積もり取ってみるところからスタートした訳ですが、
一先ず、我が家では以下4つの方法で外構業者を選びました。
- 母親の知り合いで建売住宅の外構等も手掛けている地場の不動産業者
- 「外構業者 埼玉」と検索窓に打ち込んでグーグルマップ上で評価が3.5以上の外構業者
- SEO対策がしっかりしていてネット広告などで直ぐに引っ掛かってくる外構業者
- あんしん解体で紹介してもらった外構工事も兼務している解体業者(いわゆる総合建設業)
あんしん解体は以前にもご紹介させて頂きましたが、このときも同じような方法で業者探しをして結果的にあんしん解体で紹介してもらった業者が一番安かったんですよね^^
あらかじめ答えを言ってしまいますが、外構工事もあんしん解体で紹介してもらった業者さんが一番安かったです^^
一応、それぞれ見ていきましょう。
母親の知り合いで建売住宅の外構等も手掛けている地場の不動産業者
解体業者を探した時もそうでしたが、知り合いの業者ほど高いものはありませんね。
特に知り合いだと言いたいことも言えずってことも有り得るのでやめた方が無難な気がします。
こちらの業者、「予算400万円」と言っておいたのに最初から600万円の見積りを持ってきましたからね。知り合い繋がりで楽勝で仕事取れるとでも思っていたんでしょうか。他の外構業者対比でも高めだったので直ぐにお断りしました。
これも当然と言えば当然なんですが、こちらの業者は業態が不動産屋(宅建業者)なので裏で外構業者に繋いでいるパターンですからね。直接外構業者に依頼するよりも2割くらい高くなります。
グーグルマップ上で評価が3.5以上の外構業者
これもとっとがよくやる方法ですが、2~3社当たってみましたが上手くいきませんでした。
(口コミというのは民主主義選挙と同じようなものですからね。雰囲気やイメージで良い評価入れる人が相当数います。)
地場の外構業者A
こちらの会社は先程の1,500万円と言ってきたところです。
エクステリア施工コンクール●年連続受賞(モンドセレクションみたいw)の外構専門業者だけあって提案も手馴れた感じでしたが、我が家がパルコンなのを確認してましたし、足元を見て上げてきている感じがしたのでパスしました。
グーグル評価は★4つでしたけどね^^汗
地場の解体業者兼外構業者B
お次は解体や外構工事を手掛ける地場の業者。
この業者さんは見積もりの調査に来るときも現場の作業着で来ていましたし、やはり解体や外構の実働部隊をやっている業者さんなので値段は安かったです。ちゃんと400万円で収まる内容で見積りを提示してくれました。
でも外構のプランニングだけ他社に丸投げしているような感じで送られてきた見積もりと外構図の寸法が間違っていたりそれ以外にも意思疎通の面でちょっと難がありそうだったのでパスしました^^汗
もちろんこの業者もグーグル評価は4.0以上でしたけどね。とっとの直感を信じました。
ただ、一つ分かったこともあって、
解体とかもやっているような実働部隊寄りの外構業者だと産廃関連や建材屋とのパイプのあるので結構安くなりそうだなというのはこの辺で気付き始めました^^
あともう一社くらいありましたが、時間の無駄なので飛ばします笑
SEO対策がしっかりしていてネット広告などで直ぐに引っ掛かってくる業者
お次はこのパターンです^^
この手の業者はネット専業なので何と言ってもホームページが見やすいんですが、会社概要や会社所在地などが載ってなかったりするんですよね。
外構工事って50%前払いとかそういう慣習の世界らしいので、とっと的にはちゃんとした業者かどうかってものすごく大事なのでその辺はマイナスポイントでした。
まぁでも、さすがにこの手の業者はデザイン力がウリだったりするので割とちゃんとしたデザインを作って送ってきてくれるんですが、やっぱり値段が少し高いんですよね。
ここまで見てくるとお察しの人も多いと思いますが、こういう業者はデザイン専門で実働部隊を持っていないパターンが多いので結局その分のマージンが乗ってきちゃうんですよね。それでも相場の1割増しくらいなので不動産屋の2割増しよりはマシですが笑
あんしん解体で紹介してもらった外構工事も兼務している解体業者
そして最後があんしん解体で紹介してもらった業者です。
この業者さんは解体業者もやっているし外構業者もやっているようないわゆる総合建設業の業者さんで、見積り調査にも現場作業着を着た社長さんが直接来ていたので、先程ご紹介した解体兼外構業者さんと同じで安い見積もりを提示してくれるパターンを期待していましたが、期待以上に安かったです^^
やはりあんしん解体でお勧めされる業者さんだけありますね。あんしん解体自体の取り分もあるはずなんですが、それでも一番安かったです。
(実際の金額感や工事内容については外構工事の記事をご参考にどうぞ^^)
結論、安い外構業者の見つけ方
はい、ということで結論です。
「業界構造を理解して、安く請け負ってくれる外構業者を見つけよう!」
これに尽きますね。
結局のところ、自前で実働部隊をもっていない会社は外構業者に投げるだけだから中間マージンが発生してしまいます。
実際に作業をする職人さんは腕を動かすのが仕事だから、例えばハウスメーカーから仕事を貰うか、インターネットで「外構 安い」とかで上位表示されるサイトに登録しておいて仕事を貰うしか無いんですよね。
そして工事を依頼されたハウスメーカーやサイト運営会社が現場付近の外構専門業者に工事を丸投げするというのが業界の常識なんだそうです。
自社で実働部隊を持っている業者が一番安いです。そして、デザインメインの外構業者さんが次に来て、不動産業者が一番高いです。
なぜなら不動産業者は裏で外構デザイン業者に依頼しているだけなので2重にマージンが乗っかっちゃってるからですね^^汗
それでは実働部隊を持っている業者ならOKか?というと1つだけ注意点があります。
実働メインの業者は社長自身も現場で腕を動かしている場合がほとんどなのでプランニングは案外苦手だったり、そもそもそんな時間取れなかったりということがあるので注意が必要です。
我が家がお願いした解体業者さんがまさにそれでした。
それこそ外構デザインなんて1つも出てきませんでした笑
それじゃどうやって見積もりを取ったのかって?^^
他社で作ってもらったプランやハウスメーカーに作ってもらったプランなどの良いところを組み合わせて、「こんな感じで」と依頼して見積もりを出してもらいました笑
そのせいでとっとの頭の中のイメージと外構業者の社長さんの頭の中のイメージが違ってて外構工事をやりながらイメージを擦り合わせていく部分も多々ありましたが、それで100万円以上安くなるならモーマンタイです^^
信頼できる外構業者かどうかを確認する方法
このように外構業者と直接契約を結べば、その中間マージン費用(20%~40%)を削減することができます。
一方、
例えばハウスメーカーに外構工事を一括して依頼するのがダメという訳ではなく、中間マージンを払っているからこそ、万が一の施工不備があってもハウスメーカーが一緒に対応してくれるという安心感があることはメリットですよね。
そうなんです。
解体屋を兼業していたり実働部隊を持っている会社が安い傾向があると分かってもその業者が信頼できる業者かというのは別問題なんですよね。
じゃあどういうところを見るかって?
私と同じようにあんしん解体に紹介して貰うのが一番手っ取り早いと思います。
あとは、例えば私が選んだ業者は公共工事も請け負っている会社さんでした。
公共工事などはそれなりの実績や能力が無いと請け負えないので「公共工事の実績がある業者か」というのは一つの判断材料になるかも知れませんね。
また、建設業許可を持っていることも重要です。
500万円以下の工事であれば建設業関連の許可を持っていなくても工事を請け負えるため近年では仕事が減少した左官工事業者さんが外構工事を受注するケースも増えているようですが、やはり「餅は餅屋」です。
やはり大切なことはその道の専門家にまかせたほうが安心ですよね。ブロック塀の施工内容が不適切で倒れちゃって子供にケガをさせたなんてあったら大変ですからね。
そういえば、業界的には最初に内金入れて中間金とか払う業界のはずですが私が選んだ業者さんは最後に一括請求でした。
やはり建設業許可も持っていて公共工事も請け負っている業者さんなので財務的にも安定しているんでしょうね。とっとは内金なんて入れて夜逃げされたらどうしようとか気になっちゃう性格なのでその点でもこちらの業者さんにして良かったです^^
以上、この記事が外構計画中の皆さんの役に立てば幸いです^^
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