チリツモですが、プライベートカンパニーの節税手法を共有します^^

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投資一般、副業・起業

 

 

今回は久しぶりに法人の節税スキームについて記事を書こうと思います^^

(今回の記事はとっとのようなサラリーマンの副業でプライベートカンパニーを作っている方や家族経営の小さい会社を営んでいる方向けの内容になります。)

 

 

役員報酬や旅費規程、社長の愛車や通信費の按分など、ある程度大きい金額の経費を落とせる有名どころの節税スキームについては以前ご紹介しましたが、今回はチリツモながら合法で使える節税スキームのご紹介です^^

 

というのも最近、担当税理士がシニア担当者から若い担当者に変更になったのですが、

この若手担当税理士が面談の時にチリツモながら良い節税対策スキームを教えてくれたので読者さんにも共有しておこうと思ったわけです^^

 

 

まず話しの流れからご説明しておくと、

面談では、前期分の決算を終えて最終的な税額がいくらになったのかという確認を済ませ、前期1年分の試算表を眺めながら今期の着地予想をしてみたのですが、

どうやら前期よりも収支がMAX100万円くらい上振れしそうだというのが判明したんですよね。

 

  • 賃料収入はコロナ禍の影響がやわらぎこのまま満室稼働だとかなり増加、
  • 前期分は少額減価償却費で落とした費用があり、今期の減価償却は前期よりも減少、
  • オートロックが増えたので定率法で初年度の減価償却はトントンだろう、などなど、

 

私のプライベートカンパニーは所詮サラリーマン大家の不動産賃貸業なので月々の収支予想がし易いので、だいたい着地のイメージが出来ちゃうわけです。(故に不動産投資として成り立つわけですけどね^^)

 

こんな流れでMAX100万円になっても大丈夫なように節税対策しておかないといけないなってなって、今回の節税対策を教えて貰いました。

 

と言っても、とっとの場合は本業にバレないように副業しているので、残念ながらこれからお伝えする節税スキームを使っても「雑収入20万円未満」という条件が付いちゃうのでどうしてもチリツモになっちゃいますが、

副業とか関係ない方はもっとガッツリ節税できちゃうと思います。

 

そうなんです。とっとは会社にバレないように不動産投資をしているので、役員報酬も取れないし、ホント、節税するのが大変なんですよね・・・。

 

 

さて、余計な前置きが長くなってしまいましたが早速、今回、税理士さんに教えてもらった節税手法2つをご紹介していきたいと思います。

 

 

社用車を増やす

 

社長の車を社用車にするスキームは以前↓こちらの記事でご紹介しましたが、

 

今回はそれ以外の家族の車を社用車にするスキームになります。

 

 

前回のような社長が保有する新車の場合は譲渡益もほとんど発生しないのでガッツリ節税に繋げられるのですが、

今回は家族が保有する15年落ちくらいの車を社用車にするスキームなので雑収入20万円未満の制限を受けます。(とっとのように本業にバレないようになどの理由がなければその限りではありません。)

 

ただ今回ちょうど良かったのは、15年落ちの当該車種の中古販売相場が24万円くらいで、買取価格は販売価格の6掛けと言われているので仲値は8掛けというロジックにし、ちょうど19万円くらいの値段で譲渡する形にできたことですかね^^

 

あとは必要書類を揃えるだけですが、基本的には

  • 売買の存在が分かる領収証(備考に車種、年式を記載)
  • 売買金額の妥当性を証明するエビデンス

を揃えておけばOKです。

べき論で言えば領収書だけではなく、売買契約書を用意し車検証も書き換えてとかそこまでやっておくと完璧ですが、あくまで家族経営の細々やっている中小零細企業ですからね。

最低限、領収証を発行して印紙を貼っておきましょう。

 

ちなみに、とっとのような家族経営の零細企業の場合、全部で3台の車を持っているなら社用車は2台までにしましょう。

(1台目は一般業務利用、2台目は接待営業用などの理由が付けられますが、3台目はそうはいきませんからね^^)

 

自宅をオフィスや駐車場として賃貸借する

 

続いてこちら。

なんで最初からやらなかったんだ?って感じですが、自宅のオフィス利用となると使用割合の説明などが面倒だし、賃貸借するにしても社長個人の雑収入になってしまうので(本業にバレないように)雑収入20万円未満という条件じゃやってもしょうがないよなぁ、とか思ってやってませんでした。

でも、チリツモですからね。やることにしました^^

 

概要は、社長の自宅(保有する物件なんでもOK)や駐車場を法人に貸し出して、法人は賃借料を払い、社長は賃貸収入を得るというものですね。

ポイントは社長の雑収入20万円未満に抑えることで申告せずに済ませることです。なので月々16,500円の賃料を得る前提で契約書を作ればOKです。

 

もちろん相場を見て作らないとダメですよ。

とっとの場合は、駐車場の近隣相場が5,000円だったので社用車2台分を借りて10,000円、オフィスも近隣の相場から1坪当たり賃料を出してきて6,500円みたいな感じで出しましたが、

要するに誰もが納得するロジック、説明できる方法で賃料を設定しましょうってことです。

 

そして、必要な書類は↓これだけです。

  • 法人と社長(自宅や土地の所有者)との間の賃貸借契約書
  • 毎月の請求書

(どちらもネットに雛型が落ちているのでそれをダウンロードして必要箇所を書き換えるだけです。)

 

 

個人の確定申告でも節税できる方とかだったらもっと高い賃料に設定しちゃっても良いですよね。

オフィスも延床面積分の使用割合という設定方法ではなく、例えばサテライトオフィスを借りる場合の相場を使うとか。それなら1日X時間×Y日みたいな感じで賃料設定できますよね^^

 

 

以上、チリツモ節税対策でした!^^

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