基礎型枠の脱型をして化粧モルタルをしたら比較的直ぐにパルコン板の建方工事が始まるのかなと思っていましたが、
脱型後も1か月程度は基礎の養生期間として置いておく必要があることと、建方工事の前段階でけっこう準備作業が必要だったようなので、
今回の記事では建方工事前の準備作業について時系列的にまとめてみました^^
建方前準備 表層土埋め戻し
ハイモルで化粧した基礎表面をビニールシートで保護して、土の埋め戻しをしていました。
それもそのはずですね^^
パルコン板を乗せていくのに基礎の周りが掘ってあったら下で作業している人が立つ場所ないですもんね。
配管部分は埋めずに残してありますが、この後配管を組んでから埋め戻していく形になります。
埋め戻し用に残してあった土が少ないなとは思ってましたが、新しい土、じゃなくて砂を持ってきてくれてますね^^
我が家の土地は水捌けが悪いので、わざわざ砂を入れてくれるようです^^
(ちなみに土よりも砂の方が値段は高いです。水捌けも良くなりますし、地面が締まるのでグレードアップですね^^)
建方前準備 墨出し
建方工事でパルコン板が載る位置に墨出しがしてあります。
パルコン板は工場生産で現場打ちの基礎コンクリートよりも強度が高いので、基礎の立ち上がり幅よりも狭い(薄い)んです。
なので両サイド5cmずつくらい余裕があります。
(ちなみに過去の記事でも書いたことがあったと思いますが、基礎外側の天端付近が斜めになっているのは、基礎が出っ張ているとキケンなので人がぶつかってケガをしないように斜めになっています。)
ちょっと見にくいかも知れませんが、↓こちらの赤い枠線はなんだか分かりますか?^^
この赤い四角はパルコン板が載ってくるところの穴の位置の中心を表しているんですが、
この四角の中心に鉄筋が来るように曲げて微調整する形になります。
ちなみに鉄筋の直径16㎜に対して、パルコン板のスプライススリーブの穴が直径32㎜くらいなのでこのままでも穴には入りますが、
しっかり中心にくるようにした方がしっかり強く連結するんだそうです。
建方前準備 玄関土間打ち
玄関土間用のメッシュが運び込まれてきました。
↓建方工事よりも先に玄関部分の土間打ちをするようです。
そりゃそうですよね。
建方工事して上物が出来上がってからやるよりも予め土間打ちしちゃった方が作業性が良いですもんね。
↓家の周囲にこんなに砂を入れてくれています^^
作業員さんたちの作業性が高まるからという理由もあるんでしょうけど、こういう細かい部分の施工の丁寧さが安心に繋がっていくんじゃないですかね。
神は細部に宿る的なw
(こういうなんてことない場面でもパルコンにして良かったなっていう充足感を感じますよね^^ だって他の建築現場ってこんなに丁寧じゃないですもの。 もうただのパルコン信者ですね 爆)
そして翌日。
↓玄関土間のコンクリート打設の様子です。
えっと、
さすがに受入検査は無いですw
現場監督さんにお願いしたら快くOKが出ましたので、記念に↓コテ当てをやらせてもらいました^^
作業員さんたちがやっているのを見ると簡単そうに見えますが、やってみたら案外難しかったですね^^
(一生に一度のマイホーム新築ですからね。色々経験させて貰わないと^^)
そういえば↓この黒いツールは何かというと、
パルコン版を乗せるたときの敷きモルタルのレベル出しをするツールだそうです。
強度面は鉄筋とスプライススリーブで見ていますので、
敷きモルタルは、基礎とパルコン板を打ち継ぐような役割ですね。
あとは廃材を処分したり鉄板を敷いたり、そして足場を組んだらいよいよパルコン板建方工事となります^^
YouTubeもどうぞ~^^ (玄関土間打ち前の撮影ですが)
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