【大成パルコン建築記】Part 14 基礎工事(立ち上がり打設)

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不動産一般

 

 

さぁ、遂に基礎立ち上がり部分のコンクリート打設の日が来ました^^

 

 

朝早起きしてしまったので現場を見ながらしみじみしていたのですが、

 

 

よく見てみると、

前日に作業員さんが掃除機を掛けていたはずですが、

結構木屑とかが落っこちてるんですよね・・・、 写真だと分かりにくいかも知れませんが。

 

 

ブチルテープにも木屑がいっぱいくっ付いています。

いや、こっちは掃除機じゃ吸いきれなくね?

このままコンクリート打設されたら嫌だなーとか思っていたら、

 

現場監督さんが朝早くから来てブロアーを掛けて更に水を流してキレイにしてくれていたので一安心しました^^

 

 

 

さて、気を取り直して、

と言いたいところなんですが、

 

 

実はこの日の天気予報を見てみたら

 

午後から降水確率70%ってなっちゃってるんですよね・・・

コンクリート打設は午後からなのに・・・

 

 

とりあえず3時間毎の降水量を見てみると、

 

夕方から1㎜という表記なので本降りはなさそうですが、

お昼ごろも0.9㎜以下の雨なら40%~70%の確率で降る可能性があるってことですからね。

 

 

私の記事をご覧になっているような奇特な方には敢えてご説明は不要かも知れませんがw、
一応、あまり詳しくない方にも見て頂けているかも知れませんので、雨の日のコンクリート打設について以下簡単にご説明しておきますね^^

 

コンクリートはセメントと骨材(砂利)と水を混ぜてつくりますが、水とセメントの比率がコンクリート強度に大きく影響し、水が多すぎれば強度は低下します。

故に、コンクリートの打設は降雨時を避けるのが原則です。

 

しかしながら、

実際の現場では、多少の雨が降っていてもそのままコンクリートを打設する事例は少なくありません。

その理由としては、天気の判断の難しさと時間的、経済的な問題があります。

(工場に発注してコンクリートを練ってしまうと、打設直前に急にストップがかけにくい。コンクリートは練った瞬間から硬化が始まるため翌日まで置いておくこともできない。職人やポンプ車の手配も再度必要。などなど。)

 

そのために設計基準強度よりも余裕を持った配合にしているということもあるんだと思います。(我が家のパルコンの場合は設計基準強度24N/m㎡に対して発注は30N/m㎡)

 

 

一般的には、降雨量4㎜/h程度までならば現場責任者の判断でコンクリート打設できるというのが慣例のようですから、

今回の我が家のケースはコンクリート打設してOKという判断になります。

(ちなみに、降雨量5㎜/h程度になるとコンクリート強度が1~2N/㎟程度減少するという情報を昔調べていた時に見た気がします。)

 

が、

せっかくなら0.1Nだって無駄にしないように一番良いタイミングで打設して、コンクリートの強度がMAXになるように仕上げて貰いたいというのが施主の願いじゃないですかw

 

なるべくなら打設して1日硬化させてからたっぷり雨が降ってくれると良いんですけどね^^

 

 

 

と気を揉んでいましたが、午後になり、ついにコンクリートが運び込まれてきました。

 

 

おなじみの受入検査です。

↓こちらはスランプ試験ですね。

 

↓こちらは空気量の測定です。

 

受入検査の結果が出ました^^

黒板の見方はベースコンクリートの時に詳しくご説明しているので、気になる方はそちらの記事を参考にして下さい^^

 

 

それにしても、見て下さいよ! ↓今にも雨が降り出しそうです 泣

 

 

だんだんと風が強まって気圧が下がり始めたかなぁという肌感覚の中、

作業員さんたちが黙々と打設&バイブレーションをして

コテで天端を慣らしていきます。

 

今回は立ち上がり部分だったのでミキサー車も2台で済み、比較的早めに打設作業も終わりました。

 

 

その後速やかに防湿シートを被せていきます。

 

ちょうどここまで終えた途端にパラパラと雨が降ってきました。

ギリギリセーフで間に合いましたね^^ やはり日頃の行いが良いのでしょう^^ 爆

 

 

今回は雨予報だったので湿潤養生という形態になり、これから一週間セルフ水中養生は出来なくなってしまいましたがw、

向こう一週間雨予報なので、雨が降っていない内に打設が間に合って良かったです^^

 

(ちなみに本来はコンクリート打設はこの翌日の予定だったのですが、現場監督さんのナイスな采配で1日前倒しで打設して頂きました^^ あざーっす!)

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