【大成パルコン建築記】Part 19 建方工事(建方スタート!)

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不動産一般

 

 

お待ちかね?のパルコン板建方工事の記事です! ^^

 

 

まず先にご説明しておくと、我が家のパルコン(延床50坪・2階建て)の場合、

建方工事は、最初の2日間で1階部分の壁と天井(2階床)パネルを組み立て、パネル同士の接合に1週間程度の時間を取り、更に2日間掛けて2階部分の壁と天井(陸屋根)パネルを組み立てる流れとなります。

 

 

おそらく、この建方工事が最もダイナミックで、且つ、家の外観や間取りが目の前に出現&実体験できるようになる一番浮かれられるタイミングになりますかね^^

(お家が出来上がって引渡し受けるときには嬉しさ半分、ローン地獄を見据えて悲しさ半分になっているような気がします爆)

 

 

 

さてそれでは早速、建方工事の流れをご紹介していきますね^^

 

普段は9時頃に職人さんが来るんですが、

この日は朝8時前には10人以上の職人さんが集まってきて、パルコン板を載せたトラックも直ぐに到着しました。

↑写真で見ると小さく見えますが、実際はかなり「デカっ!!」ってなります^^

 

 

さすが、パルコン板は工場生産なので、「コンクリートぎっしり確かな満足^^」ってくらい表面の気孔みたいなものはほとんど目に見えないくらいなんですが、

やはり移動の過程とかで角が少し欠けてしまっている部分とかもあります。
(パルコン板の欠けに関してはまた別の記事でアップしますね^^ というのも工事の流れをご紹介していくだけでも今回はかなりの文字数になってしまいそうなので。)

 

一応、角部分とかの多少の欠けなら強度には影響無いですし、最終的にキレイに補修してくれるらしいので、パルコンで建築する皆さんもそこはあまり神経質にならないようにして下さいね^^(かくいう私が一番神経質かも爆)

 

 

クレーン車もデカい!

まぁ、これくらい大きくないと1枚2トン以上もあるパルコン板を吊り上げられないですわな^^

 

 

 

重機の準備が整ってパルコン板を吊り上げる段階なると、

↓基礎の方では「敷きモルタル」を置き始めました。

これはパネル接合部分の強度とかとは全く関係ないそうで、どちらかと言うとコンクリート同士の打ち継ぎのようなイメージでしょうか。

基礎のベースと立ち上がりの継ぎ目には止水版を入れてましたが、基礎とパルコン板の間は敷きモルタルだけで、防水はシールで行うようです。

 

ちなみに敷きモルタルにはYNパルグラウトという製品が使われています。

 

読んで字のごとく、パルグラウトのパルはパルコンのパルですから、大成建設ハウジング専用に卸している製品ということになりますが、

 

製造元は、高機能プレミックスモルタル及び関連商品の設計・製造・販売、及びコンクリート構造物の補修・改修および工法等のコンサルティングを生業とする株式会社仁田(にった)さんの製品です。

接合部分に関する説明は知的財産権を含む部分になってしまうので詳細は割愛させて頂きますが、基礎強度やパルコン板強度などと同様に、確かな強度を出せる製品が使用されている、とだけご説明しておきます^^

 

 

 

パルコン板が飛んだ!笑

 

あ、すいません。

せっかく記事に載せる写真ならもっと大きいパネルを吊っているときに撮れば良かったですね^^

 

 

ドッキング!!

 

基礎の鉄筋にパルコン板のスプライススリーブの穴を合わせて載せていきます。

作業員さんが左手をパーにしていますが、これはクレーン車のオペさんに上げ下ろしなどの指示をしています。

 

 

なんだかんだ、1枚1枚は15分くらいで組み上がっていき、あっという間に壁パネルが立ち上がっていきます^^

午前中の作業で壁パネルが組み上がり、午後から2階床パネルの組み立てに入っていくようです。

 

↓壁パネルの天端に穴が開いていますが、こちらに鉄筋を入れて床パネルを組んでいきます。(例によって接合部分は知的財産権を含むのでこれ以上の説明は割愛させて頂きます^^汗)

 

 

あ、ちなみに壁パネルはこの時点では基礎と完全にくっ付いているわけではなく仮止め状態になっていまして、

スプライススリーブへのグラウト注入や、壁パネル・2階床パネルのコッター部分の接合は組み立てが終わってから、後日行うそうです。

 

 

↓仮止めはこんな感じになってます。

↑この鉄骨の下側が普通にビス打ちなんですが、これを見て基礎ベース打設時の天端ターゲットが少し出ていたとかの話もどうでもよくなりましたね^^

結論、建築の世界では多少のビス打ちとかは問題無いんだなぁって笑

 

 

 

午後に入り、2階床部分の組み立てが始まりました。

細かい位置調整はバールで行うからでしょうか、床パネルは1枚1枚がそこまで大きくなないですね。

 

よく見ると壁パネルの天端に黒いゴムみたいなものが回してあるのが見えると思いますが、

防水のためにブチルテープを回しているのかなと思い聞いてみたところ、これは壁パネルと床パネルが擦れて壊れてしまわないようにクッションの役割を果たすスポンジのような素材だそうです。

おそらく床パネルがそこまで大きくないのもこういったことが要因なんじゃないかなと思います。

 

ちなみに黒いゴムのように見えるものはブチルテープではありませんでしたので、パネル同士の防水に関してはシールのみということになりますね。

 

 

2階床パネルを置いている下側では敷きモルタルを整えています。

あとからシールを打つための溝を確保している感じですかね。

↓キレイに仕上がっています。

 

 

 

先程の壁パネルの穴に鉄筋を入れて、そこと干渉しないように床パネルが置かれています。

 

大成建設ハウジングの接合部の考え方に関しては、他のプレキャストコンクリート造ハウスメーカーを圧倒できる強烈なセールスポイントですし、私が他のPC造メーカーではなくパルコンを選んだ理由の一つでもあるんですが、

申し訳ございません。

しつこいようですが、パネル同士の接合部に関しては知的財産権を含む部分になりますので、施主ブログという建前上、詳細部分のご説明が出来ないことになっております m(_ _)m

 

本当に簡単な一般的なお話しだけになってしまいますが、
パネル同士の接合はアンカーボルトだけではなく、補強筋を入れてグラウトで剛接合してしまうのでほぼほぼ不可逆変換的な接合になります。
ということで、パルコンでは超長期スパンでみて緩んでしまう可能性があるようなボルト接合などはしませんので、本当に安心して住み続けられると思いますよ^^

 

現場監督さんや設計士さんに質問すれば詳しく教えてくれますので、詳細が気になる方は直接ご確認下さいますよう宜しくお願い致します m(_ _)m

 

 

 

早速建物の中に入れさせてもらいました^^

一応言っておきますけど、

いつも勝手に入って撮影しているわけじゃないですからね^^

 

 

 

↓まだ玄関部分だけですが、

 

カッコ良すぎじゃないですか?!^^

 

パルコンウォールスタイルをベースにしつつ、パルコンプレーリースタイルのような水平スラブが良いアクセントになっています^^

 

 

おっと、もう3,000字近く書いてしまったので、今日のところはこの辺までにしておきましょう^^ また後日、進捗状況アップさせて頂きますね。

 

 

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