投資とは?【初心者向け】お金の本質(しくみ)から投資の意味を考える

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投資一般、副業・起業

 

「投資とは何か」をお話しする前に、少し私のことについてお話しさせて下さい。

私が投資を始めようと思ったのは30歳の誕生日を少し過ぎたときのことです。
この頃は毎日始発の電車に乗って会社に行き終電で帰る日々。お昼は朝のうちにコンビニで買っておいた惣菜パンをデスクで食べる。そんな生活を続けていました。

しかし30歳の誕生日を契機にふと自分の生活を振り返ってみることにしました。
このまま定年を迎えて老いた自分を見るのも切ないし、何か不慮の事故で急に死んだとしても何も誇れるものも無く、自分の人生は一体何だったんだろうと思いました。
不思議なもので心身共に疲弊し切っているときは、家族の前では平然を装っていても、いっそのこと死んでしまったら楽になるのかななんて馬鹿なことも考えてしまうものです。

 

そんな悶々とした状態で生活していた時に不動産投資の本に出会いました。
今見返してみても大した内容の本でもないですし、実際にその本を執筆した作者が代表を務める不動産会社にも足を運びましたが、もちろんその会社からは物件を買っていません。

それでも当時の私には一筋の光明が射して一気に目の前が照らされた気がしたのです。

 

この経験に共感して貰える読者の方は多いのではないでしょうか?

 

今回の記事ではお金の本質から投資の意味を考えていきますが、もっと根源的なテーマとして、少しでも幸せに近づくためのモチベーションに繋げて頂けたら幸いです。

 

投資とは?【初心者向け】お金の本質(しくみ)から投資の意味を考える

 

人間の欲求

急にテーマから脱線しますが、みなさんはマズローの欲求5段階説というものをご存じでしょうか?

心理学者のアブラハム・マズロー氏が人間の欲求を5段階に体系化したもので、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理行動を表しているそうです。

  1. 生理的欲求 : 生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求。
  2. 安全欲求  : 安心・安全な暮らしへの欲求
  3. 社会的欲求 : 友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求
  4. 承認欲求  : 他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求

  5. 自己実現欲求: 自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求

1,2は特に物質的欲求と分類され、睡眠欲や食欲などの生理的欲求や家に住むなどの安全欲求からなり、それが満たされると3仲間を求め、4仲間から認められたい、5理想の自分になりたいという欲求に昇華していくそうです。それを更に超えると社会をより良くしたいという自己超越欲求という段階に進むそうです(6になれる人は人口の2%くらいしかいないそうです。プレッシャー世代的に表すとスーパーサイヤ人みたいな存在でしょうか。)

 

SNSのいいね!も承認欲求ですし、自分が就職活動していたころも自己分析で自分の過去の行動の源泉にあった欲求や会社に入ってやりたいことなどを1つに結びつけることでブレない面接が出来るっていうのがありましたけど、自己分析は4、5を深堀りする作業だったりしますね。今更気付きましたがw でもこういうのって結構大切だと思います。

 

長々と導入話をしてしまいましたが、一旦話をお金に戻します。

 

お金の本質について

まずお金の歴史は誰でも知っている話ですが、簡単な流れを書くと以下のようになります。

物々交換 → 貝や石 → 金や銀のような金属貨幣 → 現代のお金(紙幣や硬貨、暗号通貨)

 

そして早速答えから言ってしまうと、お金の本質は

お金 = ①価値の尺度、②価値の交換手段、③価値の貯蔵手段

なんて言われてます。

 

お金≒価値そのものと言えますね。

 

投資の意味とは

それでは今度は、満ち足りた生活、幸せな生活を想像してみて下さい。

 

衛生的で、水、電気、ガス、衣食住から、映画や観光、ゴルフ等の娯楽まで全てあり、時間もお金も自由に使える。自分のやりたいこと(欲求)に素直に向き合える環境。

物的な豊かさは価値そのものであり、それらは全てお金で買うことが出来るのです。

 

ブータンでは国民総幸福が経済の指標になっているらしいですが、普通は国内総生産が根本的な指標であり、公にそう決まっています(=経済(学)の基本的なルールです)。

国は毎年、価値創造の増加率として国内総生産(GDP)を測ります。もちろんその尺度はお金で測ります。

 

先ほどの5段階の欲求によれば、幸せ=お金ではないですが、すべての欲求を満たすには環境を整えるためのお金や時間が必要です。時間も価値である以上、お金と交換できます。

だから自分の所有する価値=お金を増やすことが重要なのです。

それでは、お金を増やす手段はどんなものがありますか?

 

最後に

 

お金は道具であり目的ではありません。幸せを感じるのは自分次第です。
しかし、お金が無ければ夢も何も考えられたものではないですよね。キレイ事では生きていけません。

 

だから、まずは、お金に道具として使われる「100%労働者」という地位を少しずつ脱却していきましょう!
私もまだまだ道半ばですが、全くのゼロだった頃よりも目標が近づいて明確に見えています。

 

人生は一度きり、死んだらそこで終わりです(諦めたらそこで試合終了です)
自分の欲求に素直に向き合える時間やお金の余裕を作るために、まずは行動してみましょう!
老人になったときに鏡に映った自分を見て過去の自分を褒められるように今行動しましょう!

 

敬具

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