今回の記事は、サラリーマンの本業を大事にしつつ、少しづつでも独り立ちしていきたい、将来に備えたいという人のための動機付けになれば良いなと思って書きました。
サラリーマンの副業は不動産投資がおすすめ【悪徳サイトじゃないよ】
サラリーマンにとっての不動産投資のメリット=手間がかからない、ってお話と、
なぜ副業で不動産投資が良いのか、ってお話をします。
サラリーマンが不動産投資をするメリット=手間がかからない
購入後はほとんど手間が掛からない。
- 基本的に、不動産の購入後はほとんどスマホだけで管理できるので、会社にいるときもメールで対応可能です。簡単な連絡はGmailにお願いします、と言っておけばメールでやりとり可能です。
- 購入後は至急対応が必要という案件はほとんど無く、大抵は管理会社がやってくれます。
※一回だけあったのは自火報が鳴動しているとかで消防から電話が掛かってきたことがありました。緊急連絡先がオーナーである私になっていたのでそうなったのですが、管理会社に電話してくれと言って終わりです。 - 法人なら決算前後、個人なら確定申告前後で、色々と税務対策が必要ですが、これも緊急性は無いです。
購入時に一度だけ時間を作らなければならない。
- 唯一、物件購入の決済日(受渡日)だけは、売主・買主・銀行・業者・司法書士など、みんなが揃わなければいけないので、平日に有給休暇を使って休まなければなりませんが、物件1つ買うのに1日だけです。どんなに平日に会社を休めない人でも休み作れますよね。
※私の場合は会社休めなかったので嫁(=副社長)に行かせましたけどねw - それ以外で会う場合は、仕事終わりの時間や土日を使って業者や銀行と会えばOKです。
とまぁ、これだけでもサラリーマンとしては嬉しいんですが、なぜ不動産投資がおすすめか、その本質について知りたいですよね。
なぜ副業で不動産投資か?の本質
二つのお話をします。
①お金が無くてもエントリーできる(可能性がある)
昔ながらの資本主義社会における王道の投資と言えば、株式投資と不動産投資です。
しかし昔は、元々お金持ちの人しか資産を増やせませんでした。
- 株式市場への参入は富の形成には欠かせないものの、そもそも資本を持っていなければ投資はできない。
- 不動産は、富を築くうえで不可欠な資産クラスながら、歴史的に見て、不動産市場に参入する機会は裕福な投資家に限られていました。アパート・マンションの賃貸経営と言うと、昔は、多くの土地を持つ地主や多額の資金を持つ資産家だけが参入できる市場でした。
(トランプさんも良い例ですが、世界的に見ても、億万長者の約90%が不動産投資から財産を形成しているとのデータもあります。)
ところが最近は、仕組みを知れば誰でも資産形成できるようになってきました。
- フィンテックなどの技術の進歩により、株式投資は小口からエントリー出来るようになりました(不動産投資も少しずつ変化してきているが変化のスピードは遅い)。
- 多くの銀行がサラリーマンやOL、更には主婦などに対して不動産投資用に多額の融資を行うようになりました。
投資用不動産への融資は技術進歩とは別の話です。
長引く不景気・デフレの影響で、一般企業は投資を減らしました。運転資金や投資資金の借入れニーズも無いため地銀は融資先が無くなり、国債もゼロ金利、社債も、仕組債や外債も、ほとんどのアセットクラスで金利(利鞘)が無くなっていく中、住宅ローンを増やすしかない、そんな感じで不動産投資用の融資がジャブジャブに出ていました。
そのおかげで、不動産投資に関しては一気にみんなの注目が集まったので、非常に競争の激しい市場になったのですが、
まぁ、過熱感も半端無かったですし、スルガだの、かぼちゃだの、問題もいっぱい明るみに出てきたおかげで、金融機関の融資姿勢は厳しくなっちゃいました。ってのがここ数年の出来事ですね。
✔お金が無い人にも生まれたビジネスチャンス
ともあれ、昔は地主や資産家に占有されていた不動産マーケットが、今や多くの人に開放されたことによって、資本のない人でも頑張って努力すれば、大きな資産を形成することができる可能性が広がったのは事実です。
確かに融資姿勢は厳しくなりましたが、案件次第では融資を続けていますし、地銀はどうせ不動産関連融資を拡大させるか合併するしか残された道はありません。何とかして融資する方法を見つけてくると思います。
②投資(=勝つ確率の高い方法)として成り立つ
例えば、
株、債券、為替
上記の中で投資と言えるのはどれでしょうか?
(投資信託や保険は他人が運用する商品なので外しました。いわゆる原資産のみでの比較です。)
商品性として
株、債券は配当や利息がありますが、為替にはありません。
- 為替は商品性として100%投機です。勝つ人の裏で必ず負ける人がいる=イス取りゲームです。
- 株は出資者に対する配当、債券は債権者に対する返済が原資なので、イス取りゲームではありません。
✔それでは、株や債券ならば投資と言えるでしょうか?
資本主義で生き残るのは価値のイス取りゲームで勝ち残る(=自分に入るお金を増やす仕組みを作る)ことです。
前回の記事でも書きましたが、ミクロ(個人)の観点でお金を増やす方法は4つあります。
- 労働力を対価にお金を貰う
言わずもがな、労働力を対価にお金を貰うのは誰でも知ってますよね。 - ビジネス(金を儲けるシステム)を立ち上げる
私が知る中で最も驚愕したビジネス(=お金を儲けるシステム)は銀行(銀行家)です。
アメリカの連邦準備制度をご存じでしょうか? 日本で言うところの日銀と同じ役割を果たす中央銀行ですが、この持ち主は国ではなく民間企業なんです。紙を刷るだけでお金という価値を生み出せる機関の所有者が民間人ですよ?! ヤバ過ぎますよね。
(参考図書)「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」
もし知らなかった人はこれ読むと世界観変わりますよ。 - 投機をして増やす
辞書によると「不確実だが当たれば利益の大きい事を狙ってする行為。偶然の利益を狙って行う行為」だそうです。宝くじや為替取引ですね。
- 投資をして増やす
投機との対比で言えば、投機は不確実性が高い、投資は不確実性が低い(確実性が高い)という事になります。
それでは、我々庶民が株や債券をやるのは投資と言えるのでしょうか?
私なんかは母親からは株はやるなと言われて育ちました(∵私の母の世代は株で失敗した話が多かったようです)。
でも確かに、なんとなく金持ちは株を持っていて資産が増えるのに、貧乏人は株を買うと負ける気がしませんか?
その理由は簡単です。
分母があれば失敗してもデフォルト確率に収束していくので投資になりますが、一点買いでは投機に近くなります。資産クラスを株や債券・他通貨間・コモディティなどに分散せよ、というのも同じ発想ですね。
要は資産家が行うように分母を増やしてポートフォリオを組めば成功する確率が高くなるんです。
株で一攫千金を夢見てるなら、リスク承知でお宝銘柄を堀り当てるしかないです。そうでなければ、安牌銘柄でコツコツ増やしていくしかないわけです。
不動産投資はレバが効くからお宝物件である必要がありません。要はシミュレーションしたときに、収支のバランスが悪くなければ良いんです。悪い物件を除外するならお宝物件を見つけるより簡単ですよね。こうやって分母を増やしていけばどんどん安全な運用になっていきます。
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