さて、今回もパルコンネタです^^
ふと気になっちゃったんです。
一般的な鉄筋コンクリート造の壁厚ってどうなんだろう?って。
鉄筋コンクリートの壁厚は150mm以上が一般的なようです。
更に、高い居住性が求められる施設(分譲マンションなど)では200mm以上の壁厚も採用されるそうです。
一昔前は、鉄筋コンクリート造の壁厚は120mmが一般的だったようですが、鉄筋コンクリート造の構造設計法・施工規準などが厳格化されるにつれて、150mm以上の壁厚が通常になっているんだとか。
更に、高い居住性が求められる施設(分譲マンションなど)では200mm以上の壁厚も採用されるそうです。
一昔前は、鉄筋コンクリート造の壁厚は120mmが一般的だったようですが、鉄筋コンクリート造の構造設計法・施工規準などが厳格化されるにつれて、150mm以上の壁厚が通常になっているんだとか。
パルコンもパルコンマックスになる前は壁厚120㎜だったのが、パルコンマックスになってから壁厚140㎜になりましたが、
あれっ?! パルコンマックスの壁厚150㎜無いじゃん!!
おいおい大丈夫かよー、ってな感じでパルコンの担当者に確認したところ、以下の理由から大丈夫だということでした^^
- 現場打ちと異なり、パルコン板は水平打設だから、垂直に打設される現場での作業と異なり、水分量の少ない高い強度の固練りコンクリートの使用が可能であり、安定して高品質なコンクリートパネルを作ることができる。
- 更に、複雑な配筋があっても、隅々まですばやくコンクリートを行きわたらせることができるよう、ベッドの下に振動装置(大型バイブレーター)が設置されていて、装置が小刻みに振るえることで均一で密度の高いコンクリートパネルを打設できる。
- そして、温度管理された専用養生スペースにおいて、蒸気による高温・高湿度な環境で促進養生を行うことで、早期に安定してコンクリートの強度を高めることが可能となる。
(現場打ちだと天候に左右されちゃうので、この点は安心ですね^^)
↑これ、ホームページにも書いてあったんですけどね^^
一応調べてみましたが、コンクリートの強度は凡そ
①水セメント比、②湿度、③温度、④空気量、⑤セメントや骨材(小石や砂利)の強度
で決まるらしいです。
特に水セメント比と強度はグラフにすると直線で比例するので固練りのコンクリートを使えればその分壁厚は薄くても良いようです。
パルコンの水セメント比が45%で一般的な現場打ちコンクリートの水セメント比が60%と言われていますから、壁厚と水セメント比が単純比例するという前提なら、パルコンの壁厚140㎜は現場打ちコンクリートの185㎜厚に相当するイメージでしょうか。
ちなみにパルコンの床スラブならば厚みが150㎜なので現場打ちコンクリートの200㎜に相当するイメージとなります。
ちなみにパルコンの床スラブならば厚みが150㎜なので現場打ちコンクリートの200㎜に相当するイメージとなります。
水平打設でバイブレーションして蒸気養生するくらいのこだわりようなので当然ジャンカも出来ないでしょうし、パルコンで建てれば、まず間違い無いでしょうね^^
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