先日コメントを頂いていたので、今回は大成パルコンのインテリアコーディネーターさんとの打ち合わせの進め方やどんな資料を使ってやっていくのかなど、詳細を公開していきたいと思います^^
以前、パルコンには水回り設備のメーカー縛りが無いという話をしましたが、これは床材や壁紙にも当てはまります。
どういうことかと言うと、
他の大手ハウスメーカーだと選べるメーカーやその仕様が何種類か用意されていてその中から選ぶスタイルが多いみたいですが、パルコンの場合はそこまで契約者数が多くないのでw、全てオーダーメイドで作り上げていく感じです。
まったくの真っ白なキャンバスに自由に絵を描くような感じなので「置きに」いこうとすると壁紙からなにから全部真っ白になっちゃいそうですがw、
それくらい基本的には何を選んでも良いってことなので自由度は高いです^^
(まぁ、大抵自由にやり過ぎると値段が上がるので、結局壁紙くらいしか遊べませんが^^)
それでも、我が家みたいにこだわりが強いと各ショールームに行きまくることになるので大変な面もありますが、人生1回きりですしこれが本当の注文住宅って感じで楽しかったし、いい思い出です^^
我が家の場合はアレもしたいコレもしたいという感じでアイデアばかり出てくるし、壁紙とかも超オフェンスのイケイケドンドンな感じなので、
基本的にはインテリアコーディネーターさんに抑えるところは抑えて貰いながら、結果、結構オシャレな感じに仕上がったと思います。
まあ、オシャレに関しては十人十色だと思いますので、どんな感じで進めていくのかなぁっていう部分だけ参考にして貰えたらと思います^^
大成パルコンは玄関ドアと窓サッシだけはリクシル一択となりますので、どうしてもYKKAPや立川アルミが良いとかって人は難しいかも知れません。
(とはいえパルコンは型式認定では無いので、契約前なら無理を通せちゃうかも知れませんw)
すいません。余計な話が長くなりましたw
それではインテリアコーディネーターさんとの打ち合わせの流れについて述べていきたいと思います^^
インテリアコーディネーターさんのキャスティング
パルコンで契約をすると、
最初は契約した間取りを更に精査していき、よしこれで行こう!となると、変更契約に向けて具体的なインテリアコーディネート(カラーリング)の段取りに入っていく流れになります。
我が家の場合は「今風のモダンな内装が良いので若い人でお願いします」と予め伝えておいたのと、
おそらく、担当営業マンやその上司が相談してこのお客さんの場合はこの担当者が良いだろうみたいなことを決めてるんだと思いますが、
30歳くらいの女性の担当者が付きました。
基本的に私の担当営業マンは私のことをよく理解しているので、ノリが良いだけでなく実務経験もあって誠実な担当者を付けてくれますw なので、カラーリングは非常に満足のいく仕上がりになったかなと思います。
若いので今どきの流行りとかも分かっているし、一方で30代なのでそれなりに実務経験と判断力もあって安心して相談できました^^
エクステリア
インテリアコーディネーターさんというとインテリアを決めるものかと思っていましたが、エクステリアも範疇に含まれているようで、
契約時にあらかたの外観イメージは作っていましたが、その外観の仕様を固めていくところから始まります。
↑この外観に決めるまでに2か月以上掛かりましたw
というのも、このあと紹介する床や壁紙、インテリアなど、全てを決めながらも、追加見積もりの金額は抑えたいので、
タイルの大きさやポーチタイルのグレードを変更したりと、行ったり来たりしながら少しずつ決まっていきますw
玄関の両開き仕様と全面打ち放し仕上げだけは死守しましたw
フローリング・壁紙
カラーリングの打ち合わせはほとんどがこの床材と壁紙に費やされたんじゃないかなと思います。
たぶん、3か月以上掛ったんじゃないかなw
↓こちらは1階の床材と壁紙の組み合わせの打ち合わせに使っていた図面です。
最初は名古屋モザイクのマーブルラブというタイルを敷いて、フローリングもダイケン工業のWPC突板にしてとか、色々検討していましたが、
追加見積もり金額がプラス500万円とか、あり得ない金額になってしまったのであっさり諦めましたw
結局ほとんど標準仕様に戻しましたが、壁紙だけはアップグレードして全面白系みたいな仕上がりにはならないで済んだかなと思いますw
すいません、↑手元に残っていたのが打合せ途中のパースだったので最終版ではありませんが、適宜、こんな感じでイメージをパースに落としてくれます。
ちょっと分かりにくいですが、壁紙はグレーです。
ちなみにこれ、多分、他のハウスメーカーだとパソコンとかで3Dパースの中に入ったような感じで動き回って見れるソフトとかありますよね。(確かへーベルではそんなソフトを見せて貰ったような記憶があります。)
が、残念ですが、大成パルコンにはそんな最先端のソフトはありませんw
平面図、立面図、断面図、展開図などを見て、定規を当てて、実寸に直して比較してみて、床材や壁紙は実物サンプルを取り寄せて比較、
そういうアナログな確認方法しかありませんw
なのでもしかしたら家が出来上がってみて「ナニコレ!こんなの事前に想像できないっしょ!」みたいなことはあるかもしれません^^
でも定規を当てて実寸に直して検討するのってスゴく大切だと思いますし、私自身、結構アナログ人間で泥臭いやり方の方が上手くいってきた人生なので、これはこれで合ってたんですけどね^^
↓さて、こちらが2階の床材と壁紙の組み合わせになります。
1階はモダンというかオーセンティックというか、万人受けするような感じで仕上げましたが、
2階は各個人の裁量で床材と壁紙を決めました^^
家が完成して引渡しを受けたらそれぞれのお部屋も紹介したいと思いますw
インテリアアイテム
床材や壁紙のイメージが決まったら、今度は細かいインテリアアイテムを決めていきます。
いやーしかし、家を造るって大変ですよね。
巾木はどうするか、四方枠の色はどうするか、そもそも付けない?
ドアの型番をどれにするか、ドアノブの形はどうするか、ドアストッパーは付けるか、
そんなことを各部屋毎に考えつつも、全体のバランスを考えて、
最終的によく1つに絞れたなと思います^^
それもこれもインテリアコーディネーターさんが上手くファシリテートしてくれたからだと思います。
我が家の担当者をしてくれたインテリアコーディネーターさん、ありがとうございましたm(__)m
しかしホント、インテリアコーディネーターって大変な仕事ですよね。私は私みたいな面倒くさい客の相手はしたくないので絶対にやりたくない仕事ですw
ライティング
そして最後に照明計画です。
契約時はコイズミ照明の予定だったのですが、コロナやら何やらの影響でダイコーに変更になりました。
ダイコーはショールームのクチコミこそ評判悪いですがw、カタログの出来を見る限りは他のメーカーと比べても遜色無い仕上がりでしたし、よく行く(割と高級な)ゴルフ場の電器がダイコー製だったのでwあまり気にしていません。
ちなみに、照明計画もメーカーによって考え方が全く違っていて、
特に、パナソニックとダイコーは全く真逆の主張をしていて、しかもメーカー同士がお互いにバチバチな感じがカタログから伝わってくるという面白い関係なので、
みなさんも照明計画を考えるときは、是非両社のカタログを見てみることをお勧めしますw
え?私?
私はダイコーの照明の考え方に1票かなw
(パルコンにしろダイコーにしろ、私が選ぶものは大抵少数派というw)
コメント