大麻関連株が上昇する前に証券口座を開設したい
私の記事はほとんど副業で行っている不動産投資の話ばかりですが、一応、本業は証券会社に勤めていたりします(と言っても真面目に働いてないのでマーケットを語るとかは無理ですけど)。
昔(と言ってもここ数年の話ですが)、付き合いのあった外資系証券会社のMD(部長)の人が、ビッドコインも大麻株も当てて、(元々外資のMDなので金持ちでしたが)今や手の届かないくらいの億万長者になっちゃいました。
もちろん私はその時買わずに波に乗れなかったクチです・・・。この人が上がると言っていたのは聞いていたんですけどねぇ・・・orz
たしかに、当時はロイターやブルームバーグなどで、大麻関連の記事をチラホラ見かけ出したなぁという感じでしたが、
実は最近、一旦ピークアウトしていた大麻関連の記事をまた目にするようになってきた感じがします。
で、また波が来るのかなーなんて思いつつw、副業の法人で証券口座を開設できるか調べている今日この頃。
というのも、日本証券業協会に加入している証券会社、銀行、保険会社等は、「協会員の従業員における上場会社等の特定有価証券等に係る売買等に関する規則」において、従業員による特定有価証券等の取引に関する社内規則を定めることとされています。
社内規則の内容は会社により異なりますが、他社での口座開設が禁止されている場合や、開設が認められているものの会社への届出や取引内容の報告が必要な場合があるんですが、私の本業の会社も含め、だいたいどの証券会社でも従業員が他社口座を開設することは禁止されています。
従業員口座は許されているんですが、購入出来る銘柄が限られていたり、購入から売却までに3か月保有しなければならないとかのルールがあったりするので、本業に内緒で不動産投資で設立した法人で証券口座を開設できないかなと思案しているわけです。
もちろん、法人なら個人よりも使える節税手法も多いですからね。その辺りも理由だったりします。
一応、最近見かける記事の内容を共有しておくと以下のような感じです。
- コロナ禍の世界的なパンデミックで大麻に興味を持つ人が増加しており、吸入器メーカーの売上が記録的な増加を遂げている。
- 大麻が消費者に広く受け入れられるようになり、全米での合法化を求める声が高まっている状況。合法化されれば、新たな消費者が市場に入ってくるため、大麻吸入器メーカーとして利益を享受することになろう。
- 一方、もともと供給量が制限されていたこともあって、各メーカーは増産対応に追われている状況。
株価はブルームバーグという専用端末で見れるのですが、データを外部発信出来ない契約になってしまっているので、キャノピーグロースという大麻関連株の株価推移を言葉で簡単に説明します。2017年の株価を10とすると、2018/5のNY市場上場後に20、2018年後半から2019年前半にはカナダが娯楽用に大麻を合法化したしたことを好感して50まで上昇する場面があったものの、ピークアウト後はジリ安に推移しコロナショックも受け一旦10で底打ち。足許は15くらいで推移しています。
ちなみに、日本で「大麻」と言えば禁止薬物ですが、米国では主に医療用ではありますが大麻を栽培している企業もあり株も上場されていいるので、日本よりもオープンです。
(そもそも大麻よりも煙草の方が体に悪いなんていう記事をどこかで見たような・・・。)
大麻関連株が伸びると思われる理由は以下のとおりです。
- 2017年(だったかな)から5年で市場規模が3倍に伸びると言われていたので、2022年には株価がざっくり三倍以上は固いはずですが、今のところ株価はその半分です。
一方でキャノピーグロースの売上高は2017年の40Mドルから2020年で440Mドルまで拡大しています。 - 米国に隣接するカナダでは2018/10に大麻を娯楽用にも合法化しましたが、目的は、合法化によってアンダーグラウンドに流れる資金を絶つことだったらしいです。
➡ここで重要なことは、米国にとって大義名分となり得るわけです。米国で悲惨な銃撃事件が何度も起こっているのに規制されないのも大義名分があるからです。
(私のように平和慣れした日本人には到底理解出来ません。) - 米国では、連邦法においては違法ドラッグとして大麻の使用が禁止されていますが、州ベースでは合法化する州が増える傾向にあります。
大麻関連株は規制の不透明感もあるため、期待と失望で乱高下し易いマーケットが予想されますが、中長期には成長が見込まれる市場だと思います。