証券マンが他社口座を開設して本業にバレずに証券投資をする方法
今回も超ニッチなネタです。果たしてこの記事が役に立つ人はいるのか?と思ってしまいますがw、必要な人にとってはお役立ちなネタだと思いますので、気を取り直して書いてきます。
(「役に立つ人がたとえ1人しかいなくてもどこかの誰かのためになる記事を書く」が私のブログのモットーなので。)
今回の記事のターゲット読者
証券会社で働いている人で、あまり縛られずに株式投資したい。他社で口座開設出来ないかなぁ、とか思ってる人向けです。
証券マンが証券投資をするときの問題点
勤め先で従業員口座を利用する場合の縛り
- 銘柄が限られてしまう。
- 購入から売却までに数か月保有しなければならない等のルールがある。
- 取引の都度、目的や投機ではないことの表明などを提出し、承認を得なければならない。
➡めっちゃダルいですよね。特に保有期間ルールは最悪です。
他社で口座開設しようとした場合の障壁
- そもそも勤め先の内規で禁止されている。
- 口座開設先の会社も拒否している。
前回の記事でも書きましたが、日本証券業協会に加入している証券会社、銀行、保険会社等は、「協会員の従業員における上場会社等の特定有価証券等に係る売買等に関する規則」において、従業員による特定有価証券等の取引に関する社内規則を定めることとされています。
社内規則の内容は会社により異なりますが、他社での口座開設が禁止されている場合や、開設が認められているものの会社への届出や取引内容の報告が必要な場合があるんですが、私の本業の会社も含め、だいたいどの証券会社でも従業員が他社口座を開設することは禁止されています。
(下記にある証券会社の口座開設の制限をご参考として抜粋しておきました。)
従業員口座は許されているんですが、購入出来る銘柄が限られていたり、購入から売却までに3か月保有しなければならないとかのルールがあったりするので、本業に内緒で不動産投資で設立した法人で証券口座を開設できないかなと思案しているわけです。
もちろん、法人なら個人よりも使える節税手法も多いですからね。その辺りも理由だったりします。
【ある証券会社の口座開設に関する制限の抜粋】
当社では、下記の通り、お客様のご登録勤務先や従事されている業務によってお取引を一部制限等させていただいております。
日本証券業協会に加入している金融商品取引業者(証券会社等)にご勤務されているお客様につきましては、口座開設をお断りしております。
日本証券業協会に加入している登録金融機関(銀行・保険会社等)にご勤務され、登録金融機関業務に従事されているお客様につきましては、下記(1)~(5)のお取引を制限させていただきます。
解決策(本業にバレずに他社口座を開設して証券投資をする方法)
法人を設立して口座開設すれば本業にバレません。
会社にバレない副業の始め方は今までに記事を書いているのでそちらを参考にして下さい。
↑この2つの記事を読めば「本業の会社にナイショでお金を稼いで何が悪い!」という気持ちを実行に移せると思いますw
口座開設を拒否していない証券会社は以下3社のみ!
探してみたところ、実は3社だけ口座開設を口座開設を拒否していない証券会社がありましたので、共有しておきますね。
法人設立してこの3社で口座開設すれば本業バレはまず無いと思います。
楽天証券
証券会社にお勤めのお客様に関するお取り扱い
証券会社にお勤めのお客様につきまして、弊社では信用取引口座、先物・オプション取引口座又は海外先物取引口座の開設を承っておりません。
日本証券業協会の自主規制規則「協会員の従業員に関する規則」は、同協会の協会員(お勤め先)の従業員が、自己の計算において信用取引、有価証券関連デリバティブ取引又は特定店頭デリバティブ取引を行うことのないようにしなければならないと定めています。また協会員各社は、その役員又は従業員が他の協会員において口座を開設し、取引を行う際のルールを社内規程等で定めているはずですので、弊社でのお取引の際はその可否についてお勤め先のコンプライアンス部門等にご確認ください。
マネックス証券
証券会社および金融機関等の従業員のお客様へ
1. 口座開設にはどのような手続きが必要ですか?
通常の口座開設手続きを行ってください。通常の申込書類に加えて当社に提出して頂くものはございません(※2017年8月1日に「協会員の従業員に関する規則」が改正され、証券会社等にお勤めのお客様が、他の証券会社に対して有価証券取引の注文を出すことおよび他の証券会社がこれを受けることに関する制限が撤廃されました。但し、お客様の勤務先の社内規則により、他社での証券口座の開設について自主的な規制が設けられている場合がございますので、ご注意ください)。
松井証券
口座の開設について
証券会社、銀行、保険会社等にお勤めの方であっても松井証券口座の開設申込を受付けます。ただし、お勤め先の社内ルールにご注意ください。
※日本証券業協会に加入している証券会社、銀行、保険会社等は、「協会員の従業員における上場会社等の特定有価証券等に係る売買等に関する規則」において、従業員による特定有価証券等の取引に関する社内規則を定めることとされています。社内規則の内容は会社により異なりますが、他社での口座開設が禁止されている場合や、開設は認められているものの会社への届出や取引内容の報告が必要な場合等が考えられます
注意喚起!
- 言わずもがな、どんな方法を使っても会社にバレるリスクは少なからずあります。
例えば法人を設立する方法だって積極的にグレーゾーンの節税をしていて税務調査が入れば社長の給料として否認されて所得税が発生して本業にバレるなんてパターンだって有り得ます。
➡最終的にバレても良い=勝てると思える人、バレるリスク承知でリスクを甘受できる人だけやりましょう。なんでも最終的には自己責任です。 - インサイダー取引は必ずバレます。悪いことをする目的の人はやめましょう。
(会社の内規に逆らって自己の資産を増やそうとする努力は悪いことではありません。少なくとも私はそう思っています。)
さ、大麻関連株を買うぞー!
他社で口座開設出来たらなーなんて考えている証券マンの人は、参考にしてみて下さいね。
それでは!