【不動産投資】物件売却理由は様々【信用できる業者の特徴教えます】
売り主が物件を売却する理由
不動産投資を始めようと思っているけど、売り主はなんで売るんだろう??
これって初心者が必ず考えるテーマですよね。
私も一棟目を買うまでは、
「どこか悪い部分があるから売りに出しているんじゃないか?」
「変な物件を掴まされちゃったらどうしよう?」
と思ってましたw
でもほとんどの場合はそんなことはありません。
私が購入した物件に関して言えば、
- 一棟目は、売り主が公務員でスルガ銀行から年利4%で借り入れていたので収支がキツかったのと、ちょうど屋上防水の大型修繕が必要な状況でした。
- 二棟目は、売り主が税理士で、世の中もスルガスキームやかぼちゃの馬車などのニュースが出始める頃、金融庁が銀行の融資姿勢を問題視する直前でした。買い手に融資が付く最後の高値の売り場で売りに出してきました。税理士は上手ですね。積算も出るし耐用年数も残っている物件でガッツリ売却益を出していたと思います。
それ以外では、
- 業者が転売目的(=購入時の仲介手数料と購入後の物件管理手数料目当て)で仕入れている
- オーナーの相続や税金対策
など、
不動産に関する原因というよりは、売主毎の個別の事情がほとんどだと思います。
そもそも、悪い点があるなら、その分金額を下げれば良いだけですよね。
私も一棟目の時は値引き交渉をして買いました。
重要なのは、
-
不動産価格判定の三方式(①原価方式、②取引事例比較方式、③収益還元方式)などの査定方法や、
-
そのエリアで取引される物件の利回り水準を調査して逆算してみるなど、
物件を必要以上に割高な金額で買わないように勉強して臨むことです。
(不動産価格の査定方法については今後記事を上げていきますね。)
業者やその担当者が物件を自分で買わない理由
なんでこの業者や業者の担当者は自分で物件を買わないんだろう?
これも不動産投資初心者が色々な業者を調べて面談していく中で、必ずぶち当たる疑問ですよね。
あなた(担当者)はやっているんですか?と聞いた時のよくある回答はこんな感じでしょうか。
- 当社や社長は不動産を買っていますが、私たち従業員の場合はこういう業種ですし信用力が低くて融資が出ないので買えないんです。という説明
- 転売を通して市場に流動性を供給するのが使命ですし、良い物件が出たらお客様にご紹介するのが我々の仕事です。という説明
実際に業者巡りしてみてどんな回答をするか聞いてみると面白いですよ。
私の経験ではそれぞれ↓こんな印象です。
- だいたい社長だけがカリスマというパターンの会社です。こういう会社の担当者はほぼシロートみたいな知識しかない人が多いので注意が必要です。
- 信用できない会社の回答ですね。質問の回答になっていません。あなたをカモにしようとしている会社だと思います。例えば友達から「ものすごく儲かる投資があるから絶対やった方が良いよ!」と言われたときに、その友達がやってなかったら信用出来ないですよね。
それでは、どんな会社なら信用できるでしょうか。
なぜならば、
私たちは買い手として買い手側の業者とコンタクトしていますが、その反対側には、売り手と売り手側の業者がいます(もちろん業者は買い手/売り手、双方の媒介をすることもありますし自ら売主となる場合もあります)。
売り手側の業者から見れば、買付申込をしたら必ず決めてくれる買い手を持っている業者に優先して物件を持ち込みたいと考えます。
そりゃそうですよね。
申込みは入れたけど契約の土壇場でキャンセルされたら売り主側業者は仕事になりません。
ちなみに、こういう買主は良い物件でも買えませんし、そんな買主を充ててくる業者もレベルが低いです。
なので売り手側の業者は、良い物件が出たらレインズや楽待のようなサイトには挙げず、必ず買ってくれる成約率の高い業者から順に連絡をしていきます。
私の経験ですが、そういう業者には良い物件が入ってきやすいですし、社員も積極的に不動産投資を行っていることが多いです。
自分の足で探してみて下さいね。 それでは!
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