私が不動産投資で保有している物件の屋上にはソーラーパネルが付いているんですが、こちらの売電収入がここ数か月ガクッと落ちていまして、物件を見に行ったところ案の定パワコンが故障していました。
発電状況が表示されるモニターにはr-18というエラーコードが出ており、2台あるパワコンの内の片方が連携していない状態でした。
こちらの物件の太陽光発電システム自体は前オーナーが取り付けたものなんですが、やはり設置からちょうど10年くらいでパワコンが故障しました。
パワコンは壊れる前提の機器で保証も付いてないですからね。基本的には修理するか新品に交換するかのどちらかになります。
試しにメーカーに見積もりを問い合わせてみたところ、
故障個所次第ですが、全交換になると最悪1台12万円も掛かる計算でした。
え? でもパワコンって新品で買っても10数万円が相場じゃなかったけ・・・。
いやー、修理費やべぇっすね。
で、もしですよ?
修理に来てもらってほとんど全部壊れていたら1台12万円掛かる訳ですから、出張費や工賃も足したら15万円強は掛っちゃいますからね。そしたら新品に交換しちゃった方が良いじゃんってなりますよね。
しかも、もし何も修理せず空振りとなっても、出張費やら何やらで最低3万円は掛かるということでした。
うーん、なんか足元見られているような・・・。
それならば新品に交換した場合はどうなんでしょうね?
パワコンは基本的に10年くらいが寿命だって言われているし、太陽光発電の買取期間は20年なのでここで新品に交換してしまえばある意味折り返し地点という考え方も出来ますからね。
せっかくなので2台とも交換してみたら幾らくらいになるのか調べてみましょう^^
とりあえずタイナビ経由で紹介してもらった業者に出してもらった見積もりが、
新品交換は、な、な、なんと! 100万円超え!! 1台当たり50万円の計算です・・・。
んなアホな!
10年程度で壊れるパワコンの設置に100万円は払えませんよね。1年で得られる売電収入がだいたい80万円くらいですからね。コスパ悪すぎです。
ためしに管理会社に相談して問屋さんから直接施工業者を紹介してもらって見積もりを取ってみたところ、それでも77万円でした。
一応、こっちは管理会社も太陽光発電関連の業務はやっていないのでおためしということで中間マージンを載せないで見積もりを提示してくれたんですが、
それでもやはり「これでお願いします!」とは言えないですよね・・・。
だって、パワコンなんてかなり簡単な造りですからね。1台あたり10数万円として、2台+人件費を考えても高くても50万円もいかないでしょ、というのが私の相場観です。
やはりこの業界はアカンすね。
小池百合子が太陽光やりたがってるんだから公金チューチューの利権に群がるあっち系の業者ばかりなんでしょう・・・。
まともな業者はとっくに太陽光事業から撤退してしまってると思われます。
とはいえ、1台故障したままみすみす年間30万円の売電収入を諦める訳には行きませんからね。
とりあえずメーカーに修理に来てもらうことにしました。
とりあえず空振りでも3万円はドブに捨てるつもりで、現地調査の結果、修理箇所(合計金額)の概算が判明してからやるかやらないか決めることにして、
先日、修理立ち会いに行ってきたんですが、結果的に修理を選んで良かったです^^
今回の故障は制御基板が故障していただけだったので、そちらの交換のみで復旧し、結果的に出張費1万円と制御基板(電源基盤含む)3万円、工賃3.5万円の合計7.5万円で済みました。
肝心のパワコンの修理に必要だった部品は制御基板だけだったので部品代は3万円でしたが、人件費が4.5万円も掛かるのでやはりここが高くなる原因ですね。
こんなに人件費が掛かるなら、それこそ、部品全部をリフレッシュしてもらって「新品と同等」という状態にしてもらうのが一番コスパの良い交換方法な気がします。2台とも全ての部品を交換してもらってリフレッシュしても総額で25~30万円くらいですからね。新しい機器に交換するよりも断然安いです。
まぁ、壊れていないのにわざわざ交換する必要は無いですね^^
これで運よくあと10年もってくれれば言うこと無しですが、全交換した場合が30万円として今回は6万円でしたから、今回の修理で2年以上もってくれればこれが最善手だったということでしょうか。
以上、パワコンが故障した場合、新品に交換するよりも修理した方が断然安いですよ!という話でした^^
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