いやー、長かったです。
玄関姿見鏡の設置ですが、特寸のためハウスメーカーの見積りがとんでもなく高かったので引渡し後に自分で業者を探して設置することにしていたんですが、
なかなか安くて優良な業者が見つからず苦労していましたが、前回記事で漸く良い業者さんを見つけることができて、今回、オーダーミラー設置に漕ぎ着けることができました^^
こちらの業者さんは現地調査も丁寧でしたし、施工の様子も非常に丁寧なお仕事をされていたのでご参考に工程をアップしておこうと思います。
まずはミラーを貼り付けるときに一旦仮置きするための土台を作ります。
こちらの壁面に貼るオーダーミラーはだいたい20kgくらいの重量があるそうなので、土台に置いて微調整しながらじゃないと貼り付けられないですもんね。
続いてミラーを土台に置き壁面に合わせていきます。
このサイズになるととても一人では施工出来ないですね。重さもありますし。
人工代は2人分掛かってしまいますから、オーダーミラー1枚依頼したらどんなに安くてもやはり10万円くらいはしちゃうでしょうね。
ミラーを壁に合わせて左右の微調整をしながらバミリのような目印を付けています。
両面テープにベタっと貼り付けた瞬間、もう動かせないですからね。
貼り付けは一発勝負なので事前準備が大切です。
続いて両面テープと接着剤を貼り付ける部分の壁紙を剥がし、接着剤の密着性を高めるための下塗り材を塗布していきます。
プライマーを塗ったら両サイドに両面テープを貼っていき、
真ん中に接着剤を置いていきます。
接着剤がこんもりしているの分かりますかね?
ミラーでこの接着剤の団子を潰すようにベタっと貼り付けて1週間程度経つとガッチリとくっつくそうです。
なので最初の数日は両面テープでくっ付いているということですね。両面テープは接着剤が固まるまでの仮止めの役割なんだそうです。
ちなみに、この接着剤はかなり強力で、一度固まってしまったらミラーを取り外す場合はガラスを割らないと剥がせないらしいです。それこそ巨大地震があっても落っこちないんだそう。
さて、下準備が完了したらついにミラーを貼っていきます。
貼るのは一瞬、後戻りできませんからね。
事前に付けておいた印にミラーの下側を合わせて、
パタンと貼り付けます。
最後に表面を押さえつけて接着剤団子を潰しつつ、両面テープとミラーを接着させます。
まだ終わりじゃありません。
次にミラーと壁の隙間にシリコンを入れていきます。
まずはマスキングテープを貼っていき、
シリコンを注入していきます。
最後に表面をキレイに拭きあげて完了です。 うん!カッコいいですね^^
ちなみに拭き上げに使うのは燃料用アルコール(メタノール)だそうです。
家庭用のエタノールだと混ぜ物がしてあって跡が残りやすいそうです。工業用ならアルコール100%なので揮発性も高く跡が残らないってことなんでしょうね。
せっかく鏡屋さんに来てもらったわけですし良い機会なのでもう一つ聞いてみました。
「お風呂の鏡をキレイに保つ方法」って無いですか?
皆さんも気になりますよね^^
ただ、残念ながらウルトラCみたいな方法は無いそうです。
まずは、水が残らないようにスクイジー(水切りワイパー)で水を切る、親水系コートをしておく、水垢が付かないようにするのが第一で、
水垢が固まってウロコになってしまった場合は、セリウムという物質が入った車用のウロコ落としが良いそうです。どうやらセリウムという物質がガラスを僅かに溶かすという作用機序らしいです。
酸化セリウムは、ガラスの仕上げに使われる研磨剤のことを指します。 特にガラスとの相性が良いと言われる研磨剤で、仕上げに近い工程で必須といって良いほど使用します。 ガラスを酸化セリウムの化学反応によって溶かし、ガラス表面をなめらかにすることができるので、ガラスについた細かい傷を修復したい時などにとても効果的です。
2階の鏡設置は鏡の大きさと階段の形状によって出来ない場合もあるそうですが、我が家の場合は問題無く設置できました。
これもベランダから搬入とかになったら一気に値段上がるんでしょうね。そもそもそんな特殊車両まで手配してやれる鏡屋さんもいないでしょうから更に難易度上がりそうですね。
2階も運び込む以外の施工内容は1階と一緒なので割愛させて頂きます。
引渡しから半年以上経ってしまいましたが漸く玄関姿見鏡の設置が完了しました^^
鏡屋さんって案外少なくて優良業者さんを探すのは大変でしたが、ハウスメーカーでお願いしたらたぶん40万円弱は掛かってたんじゃないかなと思います。20万円も節約出来たらかなり大きいですよね。
おウチ新築を計画中でオーダーミラーを検討中の方は是非参考にしてみて下さい^^
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