我が家ではゴールデンウイークはどこに行っても混んでいるので近場で遊んだりBBQをやったりするのがメインなんですが、
今年は埼玉県は川越にある金笛しょうゆパークに行ってきました。
というのも、最近とっとは塩にこだわってまして、
嫁とミネラルたっぷりの天日塩を使って自家製味噌や塩麴を作ろうかと話している中で、なんなら醬油も作ってみるかという話になったんですが、製造工程を調べてみると定期的にかき回して空気を入れたり室温を調整したり何かと大変そうだったのでちょっと無理かなーと思っていたら、
嫁が埼玉に醤油工場があってゴールデンウイークは特別な催し物もやっているから試しに見に行こうということになり急遽行ってきました^^
(とっとが天日塩にこだわっている話はすごく長くなってしまうので、また今度詳しくお話ししますね^^)
金笛しょうゆさんは江戸時代(1789年)創業の老舗で、厳選された丸大豆・小麦・天日塩のみを使用し昔ながらの木桶で2~3年掛けて発酵熟成させた醤油を作っています。
詳細は↓こちらを参照下さい。
この日は工場見学もさせてもらえて、出来て直ぐの諸味と1年近く経った諸味の香り比べなどもさせてもらいました。
工場見学では↓こちらの教科書も配られ歴史や醤油の作り方を勉強しながら実物を見て回れます。
大手の醤油メーカーだと温度管理のされた大掛かりな工場で数か月で醤油を作っちゃうんですけど、こちらの金笛しょうゆさんでは長い月日をかけてゆっくり発酵させ旨味を凝縮しています。
これは味噌も一緒ですが、味噌も市販のものって全く旨味が無いんですよね。我が家では嫁の叔母が作った自家製味噌を貰っているんですが、やはり2年物の色の濃い味噌は香りとコク、旨味と酸味のバランスとかが全然違いますからね。
年月もそうですが、あとは塩も大事なんですよね。
我が家でも試したことがありますが、塩化ナトリウム99%の精製塩で作ったぬか漬けとミネラルも含んだ良い塩を使ったぬか漬けでは全然旨味甘味などが違います。
金笛しょうゆさんではメキシコ産の天日塩を使っているそうです。
天日塩田の多くは、約2年かけて貯水池から結晶池にむかって海水をゆっくりと流していく方法がとられており、世界的にはメキシコやオーストラリアが主要な生産国として知られています。
雨が多い日本には、メキシコやオーストラリアのような大規模な天日塩田はありません。
良い塩というと沖縄の雪塩やぬちまーすを思い浮かべますが、あれらはとんでもなく製造コストが高いので、比較的手頃でちゃんとした塩となるとメキシコやオーストラリアの天日塩になるんだと思います。
やはり精製塩のような塩化ナトリウム99%とは違い、天日塩はマグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富ですからね。複雑で深い味わいを出すには天日塩が最適なんでしょう。
さて、この日は諸味搾りたて醤油の試飲から始まり、各種醤油をテイスティングしてきましたが、とんでもなく旨い醤油を見つけてしまったので、そちらをご紹介して終わりにしたいと思います^^
その名も再仕込生醤油!
丸大豆と小麦で麹をつくり、塩水の代わりに生醤油を使用した3年物の贅沢醤油です^^
この醤油はとにかく濃厚で旨味が強いので、脂の乗ったトロやサーロインステーキに抜群に合います。
気になった方は是非行ってみて下さいね^^
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