今回の記事もへーベルとパルコンの比較備忘録です^^
偏心率ってご存じですか?
簡単に説明すると家の重心と中心がどれくらいズレているかを表す尺度で、偏心率0.30以下だとかなり重心のズレが少ない家だと言われています。
どんなに堅牢な家でも地震で横揺れするエネルギーを加えられたときに中心と重心がズレていると家に捻じれる力が加わってしまうので、この数値は低い方が良いです。
以前へーベルの建築士に聞いたところ、偏心率は0.15以下と社内で規定されていると仰っていました。
流石ですね^^
私のブログでは今まで事あるごとにへーベルや他のHMの躯体を比較したりしてきましたが、へーベルで建てれば安心して住める家が建つはずです。
ちなみにパルコンは、偏心率の希望があれば設計時にお願いする形になります。
(間取り優先でヘンテコな形でも設計出来ちゃいます)
と、こんな書き方をすると勘違いされちゃうので明確に説明しておきます^^
パルコンはそれまでは他のハウスメーカー同じように型式認定を取得して家を建てていましたが、パルコンマックスになってから全て建築確認申請するようになっています。
なので、キケンな家を設計していたら建築許可が下りないのでヘンテコな家はそもそも建てられませんが、偏心率などの希望があれば事前に言っておいた方が良いと思います^^
例えばへーベルと同等の0.15以下が良いなどの希望があれば事前に言っておかないと0.30以下とかになってしまう可能性はありますが、それだけ建築の自由度が高いということなので、設計時に色々な希望を述べておきましょう。
ちなみに、型式認定を受けているというのは、もしもの事態が発生した時は国は関与しないのでHMが自分たちで何とかしてね、という意味になります。
名だたるHMはたいてい盛大に広告を打って大量に生産・販売をして儲けるビジネスモデルなので、型式認定をとってやったほうがビジネスをしやすいです。
でも裏を返せば自己責任なので、どうせ新築するなら国が建築確認を出している設計の方が良いですよね^^
ちなみに、へーベルは型式適合認定を受けて盛大に広告を打って大量生産・販売をしてはいるのですが、同様の大手鉄骨系HMの中では一番堅牢な家を作っているのは事実だと思います。
たぶん、建築確認申請を出しても通るんじゃないかな・・・。実際のところは出してみないと分からないですけどね^^
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