今回は久しぶりに不動産投資関連の記事を書こうと思います。
私の書く不動産投資の記事は内容自体はかなり良質だと自負しているのですが、SEO対策もしてないですし文章の書き方が下手であまり読者がいないので、記事を書くインセンティブがあまり働きません。でも情報を必要とする人はいると思うのでアップしておきますね^^
以前の記事でも書きましたが、最近またチラホラと一棟物件が出始めてきました。
一方で、銀行の融資姿勢は引き続き厳しく、年収3千万円以上とかの超高所得者層か資産家向けにしか融資(フルローン)を出していないというのが現状です。
そこで今回は、不動産投資の融資を出す銀行/出さない銀行(埼玉版)を調べてみました!
まず最初に断っておきますが、私の居住エリアが埼玉なので調査対象の銀行は埼玉で営業している銀行のみとなります。
私の家から行きやすい銀行をピックアップしてみると、
- 足利銀行
- 川口信金
- 群馬銀行
- 埼玉県信用金庫
- 東和銀行
- 栃木銀行
- 東日本銀行
- 武蔵野銀行
- りそな銀行
(五十音順)
こんなところでしょうか・・・。
(ここまで書いてしまうと私の居住エリアがバレバレですね^^汗)
今挙げた銀行を全て当たってみても良いのですが、さすがに平日はリモートワークとはいえ、本業の仕事がありますので、当たりを付けてから動きたいと思います ^^汗)
そこで、私の取引先の不動産投資会社の社長にヒアリングしてみたところ、
ということだったので、今回は以下の5つの金融機関に当たってみようと思います^^
- 川口信金
- 埼玉県信用金庫
- 東和銀行
- 武蔵野銀行
- りそな銀行
(五十音順)
りそなはアパマンローンが定型商品として用意してあるので案外出るかも知れません。一応当たってみましょう^^
一方、この業界では武蔵野銀行は融資出ないで有名なんですがw、この不動産投資会社の社長の1棟目はなんと武銀だったそうです。案外レアケースがあったりするかもなので挑戦してみますね^^
先に借入金利を抑えられそうな銀行から確認したいので、リストの下から順に当たっていこうと思います^^
埼玉りそな銀行
ソッコー撃沈でした! orz
融資相談のアポを入れるために電話をしましたが、アポを入れの電話の段階で完全に門前払いされてしまいました。
アパマンローンの定型商品は確かにあるらしいですが、現在は実質的に機能しておらず、地主向けや相続対策などの案件でないと融資承認が下りないそうです。(やんわりでしたが、結局のところ本業サラリーマンの副業不動産投資というのが心象悪いみたいです・・・)
嵌め込み業者に勤めてる友人に聞いたところ、りそなは大東建託の新築案件なら融資出してるとのことなので、元々リレーションのある業者経由なら不動産投資ローンやってるみたいですが、一見さんはお断りのようです。
武蔵野銀行
同じように電話してみると、案外、門前払いはされませんでしたw
銀行のローカウンターに行って、法人の決算書3期分、個人の源泉徴収票3期分、物件概要、収支シミュレーション等を渡して1時間程度雑談。
とりあえず担当者の段階では頑張ってみますということだったので任せてみましたが、数日後に電話であっさり謝絶されてしまいました・・・。
謝絶時にハナから「総合的に判断して・・」とか言ってきやがったので、俺は反社会的勢力じゃねーぞコノヤロー!と(心の中で)言って理由を確り説明させたところ、
結局のところは、本業サラリーマンのニワカ法人を使った不動産投資は承認が下りなかったようです。
(だったら時間の無駄だからりそなみたいに門前払いしてくれよって感じですよね。ほんと二流地銀ですね・・・。)
しかし、やっぱりスル○だのカボチャだののせいで金融庁のお達しが出ちゃった影響が未だに色濃く残っていますorz
東和銀行
まず最初に思ったのが、東和銀行ってどこやねん?!って感じでしたけど(一応、第二地銀という括りだそうです)、案外こちらも電話で門前払いはされずに面談してくれることになりました。
しかも電話の段階で「本業サラリーマンだと相続案件などと比べて融資が出にくく、仮に融資可能な場合でも自己資金はわりと入れて貰う形になっちゃうと思います」と説明してくれたので、先ほどの二流地銀よりもよっぽど社員の教育が確りされているのが分かります^^
一応、先ほどの不動産投資会社の社長が
「今、SB Iの傘下になった銀行が面白いみたいです。東和がそうです。独自路線で貸すかもとの事でした」
と業界内の話を聞かせてくれたので期待していましたが、
後日、担当者から電話があり、本部から
「本業の会社で副業を認められているか、許可が必要ならば許可を取っている証を提出せよ」
と注文が付いてしまったと連絡が来ました。
そんなもん、本業の会社に内緒でやってるんだから出せる訳ないでしょー。と思いつつ、何故そんなものが必要なのか?と聞いてみたら
「当時、複数法人スキームが流行って当行でも色々問題が発生したので、本業の会社に届け出しているなら複数法人スキームをやっていないことの査証にもなると判断しています」
とのことでした。
何となく入口で断り文句言われてる気がしますがw、それなら今どき登記簿図書館で誰でも法人登記見れるんだから本業の会社なんか関係ねーだろ!と担当者を詰めたら怒ったら、後日「本部稟議に回せることになりました」と連絡来ました^^
まぁ、入口で難色示してる感じなので、脈無しは変わらずだと思いますが、行けるところまで行ってみましょう。
融資条件等出れば、次にも繋がりますからね^^
一週間後、正式に東和銀行から謝絶の回答来ました。
銀行員お得意文句の「総合的判断」らしいですがw、これは一蹴して理由を聞いてみると、
本部の言い分では「案件として組み立てるなら土地分の自己資金を入れろ」って感じらしいです。
結局、東和銀行も相続対策とかそっち系じゃないと通らないみたいですね。
埼玉縣信用金庫
電話してみると、さいしんは割とあっさり面談してくれることになりました。
しかも、在宅ワーク中だと言ったら担当者が自宅まで来てくれることになりました^^
面談も1時間くらいで割とあっさり審査に上げてみますね、とのことでした。
あっさりはしてますが、次に連絡が来たのは面談から2週間以上してからでしたw
信金系は審査がゆっくりだと聞きますが、これだと公開物件などの急ぎの案件は厳しいかも知れませんね。
肝心の電話内容ですが、
現在、本部稟議中だそうで、自己資金いくらくらい入れられそうですか?という内容でした。本部からは1割くらいが目線だと言われてるみたいですが、金利は上がって良いのでもう少し下がらないかと伝えて再度検討してもらうことにしました。
こりゃ完全にテーブル乗ってますね^^
ちなみに今回持っていった物件は、埼玉の南西側のエリアで駅徒歩3分以内の立地、利回り8%、築10年程度の好物件です。
翌日、担当者から電話があり、結局、本部稟議の結果、物件価格の15%の自己資金を入れろという条件付き承認でした。
やはり節税対策とかじゃないと自己資金入れるのが条件になっちゃうみたいですね。
結果、条件付き承認でしたが、さいしんは融資前向きに検討してくれます^^
川口信用金庫
かわしんも事前の評判では渋いと聞いていますが、こちらも案外あっさりアポ取れました^^
しかも、店舗に行ってみたら電話に出た担当者が課長で、面談には支店長も同席してくれました!
門前払いどころか、支店長まで出てきてノリノリのイケイケドンドンなのか?!
例の不動産投資会社の社長にかわしんの話をしてみたら、
「かわしんの好感触からの融資否決はよくあります。収益物件はまず出ないと思います。目的は他の融資かな?と思います。」
「人当たりは良いのですが、超自己資金入れてやっとこみたいな。それなら他行でもっと良い条件で出るわ、というレベル。最も収益物件に厳しい部類です。融資姿勢もリーマンの頃から一貫して変わってません。」
と言われてしまいました・・・ 汗
確かに、面談中も物件以外に自宅の共担目録とか言い出したので即効拒否しましたがw、案外厳しい部類なのかも知れません・・。
2週間後・・・、
本部稟議の結果、自己資金1,000万円くらい入れて欲しいとのことでした。
さいしんと同様、条件付き承認でした^^
ということで、不動産投資資金に前向きな銀行は埼玉エリアだと「さいしん」と「かわしん」という結果でした!
(ちなみに、さいしん、かわしん、東和あたりは、金利は1%台後半~が相場になります。りそなや武銀なら融資が引ければ1%ちょうどくらいですが、引けなければ意味が無いですね。)
残念ながら自己資金1~2割程度が条件になっちゃいそうですが、そこは交渉次第でもう少し頑張ってくれると思います^^
無事物件購入まで漕ぎ着けたらまたブログアップしますね^^
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