先週はエアレーションの様子を記事にさせて頂きましたが、今週は目土(目砂)を入れる様子を記事にしたいと思います。
まずは先週のエアレーションで取れたコッチコチに固まった土のコアの再利用を考えたいと思います。
(抜いた土のコアは↓バケツに入れて保管しておきました。)
コアを一輪車(三才)に入れて角スコップで上から小刻みにコアを砕いて粒度を細かくしていきます。
ある程度粒度が細かくなったら川砂を混ぜます。
理想は細目砂ですが、中目でも問題ありません。
こちらの砂はホームセンターで売られている建築用資材の川砂で、基本的にはモルタル(コンクリート)を作るときに使われる砂です。が、袋にも書いてありますが造園用の砂としても使えます^^
この建築用の川砂、何が良いってやっぱりコスパが良いんです。20リットル1袋で200円程度です。
大量に必要なら建材屋から直接買い入れてダンプとかで運んでもらうのが一番安く済みますが、家庭の庭程度の使用ならホームセンターに行って建築資材の砂を買ってきちゃった方が楽ですからね。
ここで一つ気になるのはせっかく入れるなら芝生用の目砂の方が良いんじゃないの?って話だと思うんですが、これがまたすっごく高いんですよね。
20リットルくらいの1袋で安くても1,000円以上します。
たしかに芝生の土壌に最適と言われる赤玉土の微粒やバーミキュライトの微粒が混ぜられていたり、焼黒土や焼き砂が入れられていたり、芝生に最適な配合の肥料がブレンドされていたりするんですが、
芝生ってかなり丈夫な植物ですからね^^ 実際のところは何もしなくても枯れたりしません。 なのでエアレーションやりっぱなしで目砂を入れなくても本来的には全く問題ありません。
我が家の場合は土壌が固すぎて排水性が悪いので梅雨時期などにシロソウメンタケなどのキノコが生えてきちゃうので、しっかりエアレーションして少しずつ砂を入れていこうというわけです。
とはいえ、どうせ目砂を入れるなら少しでも芝生にとって良いものを入れたい!って人もいますよね^^
実はそんなあなたにご紹介したい良い方法があるんです!
高級な芝生用の目砂にも負けない肥料入りの目砂を自分で作ってしまえば良いんです^^
↓こちらのEM菌入りボカシ肥料を使います。
こちらもホームセンターの農業用資材のところに行けば1袋400円くらいで売っていると思います。
ボカシ肥料とは、油かすや米ぬかなど有機肥料に、土やモミガラなどを混ぜて発酵させて作る肥料のことです。 土に肥料分を混ぜてぼかす(薄める)ことからボカシ肥料と言われています。
肥料をそのまま入れてしまうと肥料焼けしてしまったりしますが、ボカシ肥料ならばEM菌による発酵も済んでぼかしてあるので安心して使えます^^
ただし注意したいのはボカシ肥料は苦土石灰が入っているのでアルカリ性に傾いているということです。芝生は弱酸性の土壌を好むので、ボカシ肥料を入れるときはそのまま使用せずに、他の目砂などと混ぜるなどして入れ過ぎないようにしましょう。芝生は何もしなくても滅多に枯れないくらい強い植物なのでボカシ肥料も少し入れてあげればOKです^^
↓このように前回抜いたコアと川砂とボカシ肥料を三才の中でスコップを使って混ぜて使います。
あとは芝の生育が悪い場所や不陸になってしまっている場所に入れていきます。
レーキで均して、箒で掃いて砂を下地に入れていけば完了です。
砂(20リットル)×8袋とEM菌入りボカシ肥料(20リットル)×2袋を買ってきましたが、160㎡の庭だとまったく足りませんでした(今回は砂:ボカシ=4:1でやりましたが、5:1くらいの方が良さそうかなと思いました。肌感覚ですが)。
まんべんなくいれるなら砂は20袋くらい要りそうですね。ただ、基本的にはエアレーションだけでも問題無いですし、生育の悪い場所と不陸調整さえできればOKなのでこれで良しとしましょう^^
以上、芝の目土(目砂)についてでした。
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