パルコンで契約をしてから凡そ半年くらい掛けて設備の仕様変更を繰り返してきましたが、
ようやく納得のいく内容と金額のバランスに収束し、先日、一応の仕様確定ということで追加変更契約を結びましたのでご報告させて頂きます^^
先に金額のご報告をしておくと、
変更契約に間に合わなかったのでまだ乾太くんの見積りが入ってないですが、それを除いたベースで追加変更契約の見積り金額は、
70万円(税込)
となりました。
ですので最終的には、乾太くんを入れておそらく100万円(税込)前後の仕上がりになるかと思います。
パルコン契約後に見積もり金額が上がった項目リストを公開します^^ ← こちらの初回の追加変更見積もり時点では537万円(税込)というあり得ない追加額からスタートして、
パルコン契約後に見積もり金額が上がった項目リストを公開 パート2 ← 2回目の追加変更見積もり時点では泣く泣く豪邸プランを諦めて385万円(税込)まで削りましたが、
正直、
2回目の時にはこれ以上何を削ったら良いの?(´;ω;`) って感じでしたからね^^汗
そこからゴリっと削って、今回の追加変更見積もり100万円(税込)ですよ?!
スゴくないですかw?!
しかも、そこまで諦めた感のない仕上がりになっています^^
自分で言うのもアレですが、今回のコストカットの手法はもはや神の御業ですw
さて、自画自賛はこの辺にしてw、
最終版の追加変更見積もりを公開していきたいと思います^^
今回も「どのように伝えたら分かりやすいかな?」と色々考えてみたのですが、
皆さんご存知の通り、
追加変更で金額がアップする理由は、標準仕様からグレードアップすることで金額がアップする仕組みですから、
契約時点の仕様と変更契約時の仕様、及び差額を、各項目毎にお伝えするのが良いのかなと思いました。
ただハイグレード仕様を諦めるだけではなく、必要なグレードアップも行いつつ、一部、裏ワザ的なコストカットも実施しているので、パルコンで契約しようか迷っている方は是非参考にしてみて下さい^^
それでは早速、各項目ごとに列挙しておきます。
基礎工事
基礎工事に関しては、当初契約➡変更契約で ▲30万円 の減額となりました。
パルコンに玄関ドア=アバントスを採用することによる問題点で述べた通りですが、
玄関扉にリクシルのアバントスを採用すると基礎の欠き込みが多くなるので土間とフロアの段差の高さを現代標準の15cmくらいにするために契約時点では基礎の立ち上がりを通常よりも高くする特別仕様にしていたのですが、
私は土間とフロアの段差は昔ながらの30cm以上が良かったので、標準仕様に戻すことで減額することに成功しました。
2階ハイパネル仕様
2階にもハイパネルを採用し天井高を高くして +40万円 の増額となりました。
標準天井高2400㎜は長らく日本の標準ですが、日本人の体格も良くなってきていますし今後はもっと天井高って高くなっていくと思うんですよね。
契約時は1階のみハイパネにしていましたが、2階ハイパネに変更しても40万円しか差額が無かったので、基礎工事で浮いた分と相殺です^^(ここまでで合計+10万円。)
全面打ち放し仕上げ
外壁全面を、吹付&一部打ち放し仕上げ➡全面打ち放し仕上げに変更して +60万円 の増額。
大成建設ハウジング=パルコンの外壁仕様&値段を公開 その2で述べましたが、
結局のところ、長い目で見れば打ち放し仕上げが一番コスパが良さそうなのと、やっぱり全面打ち放し仕上げの方が仕上がりがゴツくてカッコ良さそうなんですよね^^
こちらも増額要素となってしまいました。(ここまでで+70万円。)
オープンウィン → 引違い掃出し窓に変更
オープンウィンは契約時点で採用していたオプション(グレードアップ)ですが、こちらを標準仕様の引き違い窓に戻すことで、 ▲40万円 の減額となりました。
引き違い窓が卸価格14万円に対して、オープンウィンは54万円と超高額です。
当初契約時点の妄想では、LDKのオープンウィン窓を解放してへーベルハウスみたいな大開口とデッキとの繋がりを演出する感じをやりたかったんですがw、パルコンだと窓の上に梁が出て来てしまいますし、
正直なところ、窓を閉めている時は引き違い窓の方が枠も無く見た目もスッキリしているよなぁと考え直し、オープンウィン不採用としました。(ここまでで合計+30万円。)
屋上防水・断熱仕様変更
これが変更契約の見積り金額を更に ▲50万円 下げた裏ワザです^^
大成建設ハウジングで施主フレンドリーではない仕様トップ3があったとすれば、堂々の1位を取れるであろう仕様がこの「断熱ブロック」だと思うんですがw、
この断熱ブロックをやめて(▲70万円)ネオマフォームによる内断熱工法に切り替える(+20万円)ことで、屋上防水の将来的な修繕費用も抑えつつ、変更契約の見積り金額も▲50万円の減額効果があります^^
(もう一点メリットがありましたw 細かいですが、断熱ブロックをやめることで陸屋根面の荷重も減るので更に耐震性が高くなりますね^^)
パルコンの屋根工法(屋上防水、水勾配、断熱仕様等)について ①
パルコンの屋根工法(屋上防水、水勾配、断熱仕様等)について ②
パルコンの屋根工法(屋上防水、水勾配、断熱仕様等)について ③
(天井高を高くしたり全面打ち放し仕上げにしていますが裏ワザが効いているので、ここまでの合計は▲20万円となってます。)
内装工事
1回目の変更見積もり時点 +65万円 ➡今回変更見積もり +20万円 まで圧縮。
標準仕様の木目調のフローリングのままだと、なんとなく建売みたいな内装になっちゃいそうな気がして、
ちょっと個性を出したかったので、1回目の追加変更見積もりではタイルを採用したり突板系フローリングを採用したりしてみたものの、差額が+65万円というトンデモナイ金額になってしまいましたw
今回の変更では、タイルを諦めてダイケン工業のサニーアートに切り替えつつも、トイレにはハピアトイレタフ石目柄、脱衣室にはリクシルサーモタイルを採用して水濡れ対策もバッチリです^^
要するに、床材は高いものを選ぶと追加額が一気に上がってしまうので、床材は標準仕様から選び、壁紙で個性を出すことにしました、ってことです^^汗
大成建設ハウジングのビニールクロスの標準仕様は、サンゲツだとSPシリーズなんですが僅かな差額でFINEやReserveも採用することが可能です。(ちなみに壁紙はリリカラでもシンコールでも採用できます)
(ここまでの合計が±0万円です。)
付帯設備・雑工事
これが一番やっかいな項目です^^汗
付帯設備、いわゆるキッチンやユニットバスのことですが、
これに関しては、どうせ変更見積もり時に金額が上がるから事前に最高級グレードを入れておいて欲しいと契約時に大成建設ハウジングの営業マンに言っておいたのですが、
初回の変更見積もり時点ではこの付帯設備の合計金額が+270万円になっちゃいました^^汗
それを今回200万円も削減して、付帯設備の金額を 70万円 に抑えました!
(そうです。結局のところ、キッチンやバスなんですよ、追加変更見積もりが上がるかどうかのカギを握るのは・・・。)
キッチン パナLクラス → クリナップセントロ → クリナップステディア
契約時:Lクラス → 初回変更見積もり時:セントロ +110万円 → 今回:ステディア +20万円
契約時にパナソニックの最高級グレードLクラスキッチンを入れてましたが、結局のところそれも、最高級グレードの標準仕様が見積もりに入っているってだけなので、
ミーレを入れたいとか、ほっとクリーンフードを入れたいとか、IHが良いとか、そういうのは全てオプション扱いなので、グレードアップになっちゃうわけですが^^汗、
それにしてもセントロは高過ぎでしたね・・。
ステディアにしてもセラミック天板やミーレを採用出来ますしステンレス製なので、セントロは諦めました。
カップボード パナラクシーナ → クリナップセントロ → クリナップステディア
これも以前の記事で書きましたが、キッチンやお風呂に最高級グレードのLクラスを入れておいて、カップボードでラクシーナを選ぶ訳ないじゃん。
って話なんですが、
営業マンにまんまと騙されてしまったのでw、これは純粋に増額イベントにしかならないんですよね^^汗
(ちなみに、↑騙されたとか書いてますが関係は良好ですからね^^ なんなら私みたいな面倒くさい施主相手によくやってくれているなぁと感謝しているくらいですw)
セントロカップボードが+80万円でしたが、こちらもセラミック天板を使えるのでステディアに変更して+25万円に抑えました。
ユニットバス パナLクラス1623 → タカラスタンダードプレデンシア1623
パナからタカラスタンダードに変更して +30万円 の増額。
契約時に入れていたパナソニックLクラスバス1623の大成建設ハウジング卸価格が125万円で、タカラの最高級グレードバスが値切りに値切って155万円になりました^^
洗面台 パナウツクシーズ1・2階 → サンワカンパニー、施主支給
洗面台は標準仕様がパナウツクシーズが1・2階に入って合わせて25万円のところを、
1階にサンワカンパニーの洗面台を採用して20万円で済ませ、2階は既存家屋で使っているTOTOの洗面台を持っていく形にして、▲5万円 の減額。
(ここまでで合わせて+70万円。)
屋内電気設備工事
いわゆる照明設備です。
ダウンライトや間接照明、防犯カメラ用の空配管など、チリツモで +45万円 でした。
(ここまでの合計が115万円。)
床暖房
そして最後の切り札が床暖房ですw
契約時点では床暖房を入れることにしていたんですが、変更契約では床暖房をやめて ▲50万円 の減額となりました。
床暖房に関してはウチの嫁が絶対に入れる!入れないなら新築しない!とか息巻いていましたがw、
パルコンの場合は床暖房よりも床下エアコン暖房方式の方が良くて、実は床暖房では意味が無いとかw、色々な説明をして諦めてもらうことに成功しましたw
詳細は以下ご参照下さい^^
・大成パルコンで床下エアコン暖房は採用できるか?
・【残念なお知らせ】大成パルコンは床下エアコン暖房を採用できない!
(ここまでの合計が65万円。諸経費が凡そ5万円なので、合わせて70万円。)
以上、結果的に契約時からはプラスにはなってしまいましたが、一通り採用したいものは採用できましたし、屋上防水なんかも結果的に将来の修繕費用を抑えることができる仕様に変更できたので良かったなと思っています^^
あとは家が完成するのを待つばかりです^^
次回からは工事に関する記事をアップしていきますが、引き続き私なりの視点で色んな記事をアップしていきますので楽しみにしていて下さい^^
コメント