今回は久しぶりに「私がパルコンを選んだ理由」シリーズの第四弾です。
一応、第五弾くらいまで書こうと思っていたんですが、第三弾を書いたあとすっかり忘れていました^^汗
はい、ということで早速、
私がパルコンを選んだ理由 第四弾は「耐用年数」です。
これも第一弾で挙げた「躯体の丈夫さ」に近いかも知れませんが、「躯体の丈夫さ」が単純な防御力の高さだとしたら、「耐用年数」は防御力が続く期間と言えます。
↓よく目にすると思いますが、構造毎に法定耐用年数が決まっています。
- 木造:22年
- 軽量鉄骨造:19年 or 27年
- (重量)鉄骨造:35年
- 鉄筋コンクリート造:47年
法定耐用年数とは非常にざっくりと表現すれば、特段何のケアをしなくてもその期間は躯体が持ちますよ、というのを国が決めている参考値になります。
とは言っても、表面に塗装をしたりしっかりケアしていればこの2倍、3倍だって長持ちするのですが、一応、素材そのものの防御力の時間耐性は鉄筋コンクリートが最も高いということです。
へーベルや積水などの大手ハウスメーカーで契約すればアフターケアも充実しているのかも知れませんが、それはロングライフプログラムとして何十年単位で修繕費を払って外壁塗装や屋上防水などをしていく前提での保障だったりします。
でも、そんな先までお金出し続けられるかなんて分かりませんからね。
修繕に回すお金がもし無くなってしまっても長く住み続けられる家が良いですよね。
ちなみに、パルコンでもロングライフプログラムはやっているのですが、躯体が単純なRC造なので建てた後は他業者で塗装とかをやってしまっても問題無いようで、パルコン以外の業者でやってしまう人が多いらしいですw
メーカーの言いなりになるのが最初から分かっちゃってるっていうのが一番辛い・・・。
もう一つ、大事な視点が、「住宅ローン」です。
住宅ローンって大体35年で組みますよね。それを考えたら、選ぶべき建物の耐用年数は返済が終わるより後にするべきだと思いませんか?
私のイメージでは、木造や軽量鉄骨造なんてあり得ないわけです。
耐用年数が切れてるのにローンが残ってるって普通に考えたらおかしいです。 不動産投資だったら絶対にローン下りない条件なのに個人用の住宅ローンだと貸してくれるんですよね。
先日、会社の後輩がこんな話をしていました。
僕の友達がロレックスの300万円の腕時計をローンで買ったらしいんですが、泥酔してベンチで寝ている間に時計を盗まれちゃったそうです。
時計は手元に無いのにローンだけが残っちゃったっていう辛過ぎる話ですが、
木造や軽量鉄骨造を35年ローンで買うのって耐用年数という切り口で考えたらこれに近いと思いませんか?
もちろん極端な表現だと思います。
耐用年数といっても税法で定められただけの耐用年数なので、木造住宅だって適切に補修すれば50年以上済むことも可能です。(←この考え方を耐久年数と言います)
でも、事実、我が家(旧木造家屋)は築30年頃から急にガタが来はじめて床とか凸凹でフワフワしちゃってました。表面がこんなになっていたら構造躯体にだってそれなりに影響があるハズですよね。
更にもう一つの視点。
鉄筋コンクリートは木造の2倍以上の耐用年数があります。木造2回建てるのと比較したら結局コスパが良いのはどっちでしょうか。
そもそも、30年後=70歳目前でお金なんて借りられるか分からないし、お金を持っているとも限りません。
欧米だとおじいちゃんが建てた家を孫がリフォームして使ったりもするらしいですが、日本ではそれを前提とした構造で造ってないですもんね。
30年で建て替える前提で造ってるんだからそりゃリフォームして住もうなんて思えないわけです・・・。
鉄骨系の大手ハウスメーカーだって重量鉄骨造ならまだしも、軽量鉄骨造の法定耐用年数は19年or27年です。
具体的に説明すると、骨格材肉厚が3mm以下の場合は19年間で、骨格材肉厚が3mm以上4mm未満の場合には27年間に設定されていますが、大手ハウスメーカーの軽量鉄骨はどこもだいたい3.2㎜厚が主流ですよね。要するに3㎜以下に認定されて法定耐用年数が19年にされないギリギリの設定にしているだけ。
それをメッキや外装材を工夫して風化しないようにしているだけです。
不動産投資の世界でも知り合いの社長が、ギリギリ重量鉄骨造になるように肉厚を調整して新築案件をやっていましたが、業者はそこまでしてコスト削減して利益を乗せてきますからね。
則武案件みたいなのは極端な例ですが、知らない人が損をする、世の中ってそんなもんですから、確り勉強してから家を買いましょうね^^
以上、私がパルコンを選んだ理由 第四弾でした^^
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