【大成パルコン建築記】Part 24 防水工事(スラブ・屋根、サッシ)

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不動産一般

 

 

さて、

基礎工事の頃と比べると建方工事はパルコン板を工場のストックヤードで養生してから持ってきて組み立てるだけなので工事もあっという間に終わってしまい、

 

建物の外側では防水工事、建物の内側では造作工事がほぼほぼ同時に進行中でございます^^

 

 

 

今回の記事ではスラブ部分(庇・ベランダ)と屋上の一次防水、及び、水勾配工事と、サッシの取り付けについてご紹介していこうと思います^^

 

↓こちらは玄関庇です。

コッター接合部分にはバンデックスを塗布し、四方にシールを打って、

乾いたら数日後に↓ポリマーセメントで水勾配を付けていきます。

 

↓こちらはベランダの水勾配を作っているところです。

木板は勾配を目検で判断しやすいように置いているようです。

 

↓固まるとこんな感じで、よくあるベランダの完成です^^

 

↓こちらは屋上の水勾配を作っている写真です。

養生シートが張ってあって見にくいですが、

土間コン打ちみたいに区画分けして、木板に沿って勾配を作っていきます。

 

この通り、

パルコンの水平面の防水対策は、パルコン板同士をグラウトで接合しバンデックスで一次防水をして、ポリマーセメントで勾配を取ってから、二次防水としてウレタン塗膜防水を掛ける形になっています。

 

 

なるほどなるほど^^これなら防水性能も悪くはなかろう、と思っていたらこの日の夜はけっこうな大雨が降りまして、

いわゆる線状降水帯ってやつのおかげでウチの地域はかなりの雨量だったんですが、

 

そうなると、やっぱり「内部はどうなってるのかな?!」って気になるじゃないですか^^

 

 

 

そしたら朝7時に早速現場監督さんがやってきました^^

(さすがです! いやホント、現場監督の鏡みたいな人がウチの担当で良かったです^^ しかし一体何時に起きているんだろう・・)

 

 

防水に関しては私も気になるので一緒に中に入らせて頂きました^^

 

先程、水平面の防水対策について説明しましたが、

垂直面に関してはパルコン板同士の接合部分をグラウトで埋めてその上にシールを打つんですが、

やはり、垂直面のシールを打っていない箇所は↓この通り、水が滲んできていました。

↑これなんか屋上パネル側は既にバンデックス塗装までしてあるので屋上パネルは水が染み込んできていませんでしたが、

壁パネルとの接合部に回り込んだ水はやはり浸入してきちゃってましたね。

 

 

なるほど、こういう風に漏水するんだなぁと良い勉強をさせて頂きました^^

要するに、将来的な修繕時期を想定してみると、パルコンの場合はシールが切れるとこういう感じでじわじわと漏水してくる訳ですね。

 

 

2階からシールを打っている途中で、1階はまだシールを打ってないんですが、1階和室はかなり水が染み込んでます。

 

以上、防水工事第一弾のご紹介でした^^

 

 

ちなみに、気付いた方も居られるかも知れませんが、

同時進行でサッシの取り付けも始まっているんですが、コンクリートのグレーとサッシの黒枠の組み合わせ、めっちゃカッコいいですよね!^^

 

 

LDKには横幅2700㎜の掃き出し窓を2つも並べてしまいました^^

断熱等級4程度の断熱性能しか無いのに大丈夫かなぁ^^汗

 

 

でもやっぱり、大開口窓ってカッコいいですよね^^

 

 

分かっています。

今どきの流行りは、

  • 断熱の為に窓は小さく
  • 外からの視線を気にして窓は最小限に
  • 初期費用・修繕費用を抑えるためにベランダは付けず
  • 家の形は最も坪単価を抑えられる真四角のキューブ型で
  • 1階よりも2階の建坪を大きく
  • 玄関土間とフロアの段差は限りなくフラットに

ですよね。

 

でも私には↑ここに挙げたような今の流行りの良さが全く分かりませんのでw、

全部逆で行かせてもらいました^^

 

昔から何をやっても少数派なんですよね。ただのあまのじゃく?^^

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