【大成パルコン建築記】Part 30 造作工事(木工事、上棟確認)

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不動産一般

 

 

木工事はなかなか進捗が分かりにくいんですが、さすがにやんわりと家の中の雰囲気が分かるようになってきまして、

先日、上棟確認をさせて頂きましたので、一旦この辺りで簡単に家の中の雰囲気をご紹介しておきたいと思います^^

 

 

 

上棟というのは木造住宅で言うところの棟上げ(むねあげ)を指しておりまして、

柱や梁など建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える棟木(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指すそうですが、

 

パルコンの場合は、パネルを組み終えて接合が終わった段階が上棟に当たるそうです。

 

が、

 

一般的には、上棟確認の段階で電気設備やスイッチの位置、造作などの細かい位置の調整をすることになっておりますので、

パネルを組み終えた段階ではなく、大工さんを入れてある程度建物内部の造作工事が終わった段階で上棟確認をすることになっております^^

 

 

さて、それでは上棟確認時の建物内部の様子をご紹介していきたいと思います^^

 

 

まず建物外観は↓この通り、ちょうどタイルも貼り終えて、残すは外壁の撥水コートのみといった状態です。

 

さっそく中に入ってみましょう^^

 

↓こちらは玄関ホールに立って、向かって右からシューズインクローク、洗面所、トイレが並んでおります。

シューズクロークは図面で見ていた時よりもかなり小さいですね^^汗

 

 

↓玄関ホールを挟んで反対側には客間(和室)があります。

今どき和室って流行らないですし、我が家でも客間として洋室でも良いかなって感じで間取り計画がスタートしたんですが、

なにせ4帖半くらいしかないような空間なので、洋テーブルや椅子を置けるほど広くもないですし、和室ならちゃぶ台と座布団だけあれば狭い空間でも成立するので結局和室を採用することになりました^^

 

 

 

LDKに入って右を向くと↓こんな感じです^^

LDKに入って右側の空間にはダイニングとキッチンを配置し、天井は一部折り下げてキッチンの上だけ木目調にする予定です^^

 

これは実は配管が天井の一部を通らなければならず、どうしても下げなくてはいけない部分があったので、キッチン上部を全面折り下げて木目調にしたっていう経緯なんですけどね^^

 

それもあって折り下げ箇所は天井高が2400㎜なので、やはり予めハイパネ仕様にしておいて良かったなと思います。

ということで、これから契約する皆さんは絶対ハイパネ仕様にすることをお勧めします!

契約後の間取り詳細やカラーリングで必ず天井を下げなければならない箇所が出てきたり、逆に床を上げなければいけない箇所が出てきたりするのでハイパネ仕様にして余裕を持っておいた方が良いです^^

 

↓こちらの折り下げ部分は間接照明にする予定です。

 

LDKに入って左側の空間はリビングとして使用します。

しかしLDKは27帖もあって天井高も2600㎜なので、紙面上ではずいぶん広いのかなと思っていましたが、実物を見ると全然狭く感じます・・・^^汗

 

 

 

さて、それでは2階に行ってみましょう^^

 

↓上棟確認時はまだ階段はなく、足場にハシゴが設置してある状態です。

ちなみに我が家では階段下収納は外部から利用するように設計したんですが、いやはや、狭すぎて何入れたら良いの?って感じです・・・。

 

正直なところ、階段下空間の利用方法だけは住む前から失敗したかなと思っています^^汗

みなさんは階段下空間どんな感じで利用していますかw?

 

 

 

こちらは2階に上がってきて、手前から、洗面室、脱衣室、ユニットバスのエリアとなります。

 

タカラスタンダードのユニットバスを設置するにはどうしても架台部分を高く設置しなければならず、廊下から洗面室に入るのに1段、更に脱衣室に入るのに1段、段差を上らなければならない仕様になってしまいました。

 

これも毎日のことですからね。やっぱり面倒くさいと思うのか、案外慣れるものなのか、ちょっと不安な部分ではありますね^^汗

 

↓洗面室の隣にトイレがあります。

 

↓こちらは主寝室。

部屋の広さは7帖程度しかないので、ベッドを2台置いてしまうとそれ以外はほとんど何も置けません^^汗

外観重視の3連窓もベッドの配置とかを考えるとマジで邪魔にしかならんw

 

 

↓こちらは2階の廊下です。

大成パルコンはメーターモジュールを採用しているんですが、それはパルコン板の壁芯からなので、結局のところ有効寸法は90cmです。

とはいえこの廊下の広さに関しては、とっとが初めに契約していた某ハウスメーカーは尺モジュールを採用していたので、あのままそのハウスメーカーで建てていたら人もすれ違えないような狭い廊下になってしまうところでした・・・。
皆さんも気を付けて下さいね! 住宅展示場の廊下はお客さんがすれ違えるように標準仕様よりも広く作っていますから、そのメーカーが尺モジュールなのかメーターモジュールなのかで10cmくらい変わっちゃいますからね^^汗

 

 

↓こちらはユーティリティルームです。

2階にお風呂や洗濯ルームを集中させ、洗濯が終わったらそのままベランダに干せるように部屋を配置しました^^

 

 

こちらは息子の部屋。

部屋の大きさは6帖なんですが、やはり壁芯からなので、パルコンの6帖は木造の6帖よりも若干狭い気がします・・・^^汗

 

 

これ以外に娘の部屋とオカンの部屋がありますが、同じような見た目なので割愛させて頂きます^^

 

 

ちなみに、息子や娘、オカン、ユーティリティルームの各部屋から↓こちらのベランダに出ることができます。

ちょっと古い作りですかね^^汗

今どきの人から言わせるとプライバシーに配慮してベランダは各部屋に1つみたいなことを言われそうですが、各部屋南面ですし布団干したり後々の修繕のことも考えるとこれしか選択肢はありませんでしたw

ていうか、そもそも今どきの人はベランダ付けないっていうのが一般的ですね^^

 

 

と、まぁ、こんな感じです。

上棟確認ではこんな感じで各部屋を回っていき、照明やコンセントの位置、造作家具の位置、高さ、使い勝手などを実物を目で見てチェックしていく形になります。

 

一応、我が家では全部で16か所の修正をしましたが、せっかくなので参考に何個かお伝えしておきますね^^

  • テレビボード後ろのコンセント位置。
    予めテレビボードが決まっていれば良いんですが、決まっていない場合はパルコン標準の40cmだと後からテレビボードが干渉する可能性があるのでコンセント位置を少し上げておきました。
  • 洋服入れの造作位置変更。
    洋服入れに取り付ける建具自体の寸法はパナソニック製とかで規格が決まってしまっているので、実際の使用感に合わなそうだったので建具の造作位置を修正しました。
  • カウンターや鏡の設置高さ変更。
  • バルコニー物干し金物の規格変更。
    我が家の場合、ハイパネ仕様に変更してバルコニーの断熱ブロックも無しにしたので、パルコン標準の物干し金物だと手が届かないことが判明して規格変更しました。
  • 各スイッチ位置の変更。

などなど。

 

 

この上棟確認の段階で気付ければ修正も容易いですが、石膏ボードを貼って壁紙とかまで貼ってしまったらもはや簡単には修正できなくなってしまいますからね^^

 

通常2時間くらいで終わるらしいですが、我が家では4時間弱くらい掛ったのかな。

ま、でもそれだけ真剣に見ているってことですからね^^ 後からこんなはずじゃなかったなんてなっても目も当てられないですからね^^

 

 

 

 

追伸、

上棟確認で改めて気付いたことなんですが、やっぱりパルコンって壁が厚い分どうしても内観が野暮ったくなっちゃうんですよね。

 

↓普通の縦滑り出し窓が、まるで出窓みたいになっちゃうんです笑

 

これ、木造や鉄骨造なら軸組工法なので壁厚も薄くて済みますからね。そういう意匠的な部分ではやっぱり軸組工法の方がスタイリッシュに仕上がるのかも知れませんね^^

 

 

かく言う私はすっかりパルコニアン(へー○リアン風w)になってしまったので、こういう野暮ったい部分も「逆に無骨で良いじゃん」って思えるようになってきましたけどね 爆

 

 

以上、上棟確認でした^^

 

 

 

動画もアップしておきましたのでどうぞ~

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